使徒行伝 8:1-17

使徒行伝 8:1-17 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対して大迫害が起り、使徒以外の者はことごとく、ユダヤとサマリヤとの地方に散らされて行った。 信仰深い人たちはステパノを葬り、彼のために胸を打って、非常に悲しんだ。 ところが、サウロは家々に押し入って、男や女を引きずり出し、次々に獄に渡して、教会を荒し回った。 さて、散らされて行った人たちは、御言を宣べ伝えながら、めぐり歩いた。 ピリポはサマリヤの町に下って行き、人々にキリストを宣べはじめた。 群衆はピリポの話を聞き、その行っていたしるしを見て、こぞって彼の語ることに耳を傾けた。 汚れた霊につかれた多くの人々からは、その霊が大声でわめきながら出て行くし、また、多くの中風をわずらっている者や、足のきかない者がいやされたからである。 それで、この町では人々が、大変なよろこびかたであった。 さて、この町に以前からシモンという人がいた。彼は魔術を行ってサマリヤの人たちを驚かし、自分をさも偉い者のように言いふらしていた。 それで、小さい者から大きい者にいたるまで皆、彼について行き、「この人こそは『大能』と呼ばれる神の力である」と言っていた。 彼らがこの人について行ったのは、ながい間その魔術に驚かされていたためであった。 ところが、ピリポが神の国とイエス・キリストの名について宣べ伝えるに及んで、男も女も信じて、ぞくぞくとバプテスマを受けた。 シモン自身も信じて、バプテスマを受け、それから、引きつづきピリポについて行った。そして、数々のしるしやめざましい奇跡が行われるのを見て、驚いていた。 エルサレムにいる使徒たちは、サマリヤの人々が、神の言を受け入れたと聞いて、ペテロとヨハネとを、そこにつかわした。 ふたりはサマリヤに下って行って、みんなが聖霊を受けるようにと、彼らのために祈った。 それは、彼らはただ主イエスの名によってバプテスマを受けていただけで、聖霊はまだだれにも下っていなかったからである。 そこで、ふたりが手を彼らの上においたところ、彼らは聖霊を受けた。

使徒行伝 8:1-17 リビングバイブル (JCB)

パウロは、ステパノを殺すことに大賛成でした。その日から、激しい迫害の嵐がエルサレムの教会を襲い、使徒たち以外の者はみな、ユダヤやサマリヤへ散らされました。 ステパノの遺体は、敬虔なユダヤ人たちの手で、悲しみのうちに埋葬されました。 一方、パウロは教会を荒らし回り、家々に押し入っては男女を問わず引きずり出し、留置場にぶち込みました。 しかし、エルサレムから逃げ出したクリスチャンたちは、どこへ行っても、神のことばを伝えて歩きました。 ピリポはサマリヤの町へ行き、人々にキリストのことを話しました。 ピリポが奇跡を行ったので、みな彼の話に熱心に耳を傾けたのです。 悪霊どもは大声でわめきながら人々から出て行き、中風(脳出血などによる半身不随、手足のまひ等の症状)の人や足の不自由な人たちも、次々に治りました。 今や、町中が喜びにわき返り、大騒ぎです。 さてこの町には、長年、魔術を行ってきた人がいました。シモンと言い、持ち前の不思議な力で人々を驚かせていたので、サマリヤ地方でたいへんな影響力を持っていました。メシヤではないかと言われたこともしばしばでした。 しかし今は、だいぶ様子が違ってきました。ピリポが来て、イエスこそメシヤだと教えたからです。彼が神の国について話すのを聞き、大ぜいの人が信じ、男も女もみなバプテスマ(洗礼)を受けました。 そのうちにシモンも信じ、バプテスマを受けることになりました。彼はピリポの行くところはどこへでもついて行き、その奇跡に驚いていました。 エルサレムにとどまっていた使徒たちは、サマリヤ人が神の教えを信じたと伝え聞き、ペテロとヨハネを派遣しました。 二人はサマリヤに来ると、さっそく、新しいクリスチャンたちが聖霊を受けるようにと祈りました。 主イエスの名によってバプテスマを受けただけで、まだ聖霊が下っていなかったからです。 二人が信者たちに手を置いて祈ると、みな聖霊を受けました。

使徒行伝 8:1-17 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

サウロは、ステファノの殺害に賛成していた。 その日、エルサレムの教会に対して大迫害が起こり、使徒たちのほかは皆、ユダヤとサマリアの地方に散って行った。 しかし、信仰深い人々がステファノを葬り、彼のことを思って大変悲しんだ。 一方、サウロは家から家へと押し入って教会を荒らし、男女を問わず引き出して牢に送っていた。 さて、散って行った人々は、福音を告げ知らせながら巡り歩いた。 フィリポはサマリアの町に下って、人々にキリストを宣べ伝えた。 群衆は、フィリポの行うしるしを見聞きしていたので、こぞってその話に聞き入った。 実際、汚れた霊に取りつかれた多くの人たちからは、その霊が大声で叫びながら出て行き、多くの中風患者や足の不自由な人もいやしてもらった。 町の人々は大変喜んだ。 ところで、この町に以前からシモンという人がいて、魔術を使ってサマリアの人々を驚かせ、偉大な人物と自称していた。 それで、小さな者から大きな者に至るまで皆、「この人こそ偉大なものといわれる神の力だ」と言って注目していた。 人々が彼に注目したのは、長い間その魔術に心を奪われていたからである。 しかし、フィリポが神の国とイエス・キリストの名について福音を告げ知らせるのを人々は信じ、男も女も洗礼を受けた。 シモン自身も信じて洗礼を受け、いつもフィリポにつき従い、すばらしいしるしと奇跡が行われるのを見て驚いていた。 エルサレムにいた使徒たちは、サマリアの人々が神の言葉を受け入れたと聞き、ペトロとヨハネをそこへ行かせた。 二人はサマリアに下って行き、聖霊を受けるようにとその人々のために祈った。 人々は主イエスの名によって洗礼を受けていただけで、聖霊はまだだれの上にも降っていなかったからである。 ペトロとヨハネが人々の上に手を置くと、彼らは聖霊を受けた。

使徒行伝 8:1-17 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。 その日、エルサレムの教会に対して大迫害が起り、使徒以外の者はことごとく、ユダヤとサマリヤとの地方に散らされて行った。 信仰深い人たちはステパノを葬り、彼のために胸を打って、非常に悲しんだ。 ところが、サウロは家々に押し入って、男や女を引きずり出し、次々に獄に渡して、教会を荒し回った。 さて、散らされて行った人たちは、御言を宣べ伝えながら、めぐり歩いた。 ピリポはサマリヤの町に下って行き、人々にキリストを宣べはじめた。 群衆はピリポの話を聞き、その行っていたしるしを見て、こぞって彼の語ることに耳を傾けた。 汚れた霊につかれた多くの人々からは、その霊が大声でわめきながら出て行くし、また、多くの中風をわずらっている者や、足のきかない者がいやされたからである。 それで、この町では人々が、大変なよろこびかたであった。 さて、この町に以前からシモンという人がいた。彼は魔術を行ってサマリヤの人たちを驚かし、自分をさも偉い者のように言いふらしていた。 それで、小さい者から大きい者にいたるまで皆、彼について行き、「この人こそは『大能』と呼ばれる神の力である」と言っていた。 彼らがこの人について行ったのは、ながい間その魔術に驚かされていたためであった。 ところが、ピリポが神の国とイエス・キリストの名について宣べ伝えるに及んで、男も女も信じて、ぞくぞくとバプテスマを受けた。 シモン自身も信じて、バプテスマを受け、それから、引きつづきピリポについて行った。そして、数々のしるしやめざましい奇跡が行われるのを見て、驚いていた。 エルサレムにいる使徒たちは、サマリヤの人々が、神の言を受け入れたと聞いて、ペテロとヨハネとを、そこにつかわした。 ふたりはサマリヤに下って行って、みんなが聖霊を受けるようにと、彼らのために祈った。 それは、彼らはただ主イエスの名によってバプテスマを受けていただけで、聖霊はまだだれにも下っていなかったからである。 そこで、ふたりが手を彼らの上においたところ、彼らは聖霊を受けた。

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