出エジプト記 40:16-33

出エジプト記 40:16-33 JCB

そこでモーセは、主に命じられたことをすべて実行に移しました。 二年目の第一の月の一日に、幕屋が組み立てられました。 モーセはまず、わく組みの板を土台にはめ込み、横木をつけました。 それから、屋根の覆いをかけ、さらに幕を重ねました。すべて主に命じられたとおりです。 契約の箱の中に十戒を刻んだ二枚の石板を入れ、環にかつぎ棒を通しました。箱の上には、『恵みの座』と呼ばれる金のふたを載せました。 それから箱を幕屋に入れ、仕切りの垂れ幕をかけました。すべて主に命じられたとおりです。 次に、供えのパンのテーブルを垂れ幕の外の北側に置き、 供えのパンを主に供えました。これも、すべて主に命じられたとおりです。 天幕の南側、テーブルの反対側に燭台を置きました。 次に、指示されたとおり、主の前にともしび皿を整えました。 それから、垂れ幕のすぐ前に金の香の祭壇を置き、 香りの高い香料で作った香をたきました。すべて主に命じられたとおりです。 天幕の入口には垂れ幕を取りつけました。 そして、外に出た所に焼き尽くすいけにえ用の祭壇を置き、その上でいけにえと穀物のささげ物を供えました。すべて主に命じられたとおりです。 次は洗い鉢です。幕屋と祭壇の間に置き、水を満たしました。祭司たちがその水で手足を洗えるようにしたのです。 モーセとアロンとアロンの息子たちは、そこで手足を洗いました。 天幕に入るために祭壇のところを通って行くときは、いつもそこで立ち止まり、手足を洗うのです。すべて主に命じられたとおりです。 それから、幕屋と祭壇を囲む庭を造りました。庭の入口にも幕を垂らしました。こうして、ついにモーセはいっさいの仕事を終わったのです。