箴言 6:1-19

箴言 6:1-19 JA1955

わが子よ、あなたがもし隣り人のために保証人となり、他人のために手をうって誓ったならば、 もしあなたのくちびるの言葉によって、わなにかかり、あなたの口の言葉によって捕えられたならば、 わが子よ、その時はこうして、おのれを救え、あなたは隣り人の手に陥ったのだから。急いで行って、隣り人にひたすら求めよ。 あなたの目を眠らせず、あなたのまぶたを、まどろませず、 かもしかが、かりゅうどの手からのがれるように、鳥が鳥を取る者の手からのがれるように、おのれを救え。 なまけ者よ、ありのところへ行き、そのすることを見て、知恵を得よ。 ありは、かしらなく、つかさなく、王もないが、 夏のうちに食物をそなえ、刈入れの時に、かてを集める。 なまけ者よ、いつまで寝ているのか、いつ目をさまして起きるのか。 しばらく眠り、しばらくまどろみ、手をこまぬいて、またしばらく休む。 それゆえ、貧しさは盗びとのようにあなたに来り、乏しさは、つわもののようにあなたに来る。 よこしまな人、悪しき人は偽りの言葉をもって行きめぐり、 目でめくばせし、足で踏み鳴らし、指で示し、 よこしまな心をもって悪を計り、絶えず争いをおこす。 それゆえ、災は、にわかに彼に臨み、たちまちにして打ち敗られ、助かることはない。 主の憎まれるものが六つある、否、その心に、忌みきらわれるものが七つある。 すなわち、高ぶる目、偽りを言う舌、罪なき人の血を流す手、 悪しき計りごとをめぐらす心、すみやかに悪に走る足、 偽りをのべる証人、また兄弟のうちに争いをおこす人がこれである。