箴言 31:10-30

箴言 31:10-30 JA1955

だれが賢い妻を見つけることができるか、彼女は宝石よりもすぐれて尊い。 その夫の心は彼女を信頼して、収益に欠けることはない。 彼女は生きながらえている間、その夫のために良いことをして、悪いことをしない。 彼女は羊の毛や亜麻を求めて、手ずから望みのように、それを仕上げる。 また商人の舟のように、遠い国から食糧を運んでくる。 彼女はまだ夜のあけぬうちに起きて、その家の者の食べ物を備え、その女たちに日用の分を与える。 彼女は畑をよく考えてそれを買い、その手の働きの実をもって、ぶどう畑をつくり、 力をもって腰に帯し、その腕を強くする。 彼女はその商品のもうけのあるのを知っている、そのともしびは終夜消えることがない。 彼女は手を糸取り棒にのべ、その手に、つむを持ち、 手を貧しい者に開き、乏しい人に手をさしのべる。 彼女はその家の者のために雪を恐れない、その家の者はみな紅の着物を着ているからである。 彼女は自分のために美しいしとねを作り、亜麻布と紫布とをもってその着物とする。 その夫はその地の長老たちと共に、町の門に座するので、人に知られている。 彼女は亜麻布の着物をつくって、それを売り、帯をつくって商人に渡す。 力と気品とは彼女の着物である、そして後の日を笑っている。 彼女は口を開いて知恵を語る、その舌にはいつくしみの教がある。 彼女は家の事をよくかえりみ、怠りのかてを食べることをしない。 その子らは立ち上がって彼女を祝し、その夫もまた彼女をほめたたえて言う、 「りっぱに事をなし遂げる女は多いけれども、あなたはそのすべてにまさっている」と。 あでやかさは偽りであり、美しさはつかのまである、しかし主を恐れる女はほめたたえられる。