箴言 14:20-35

箴言 14:20-35 JA1955

貧しい者はその隣にさえも憎まれる、しかし富める者は多くの友をもつ。 隣り人を卑しめる者は罪びとである、貧しい人をあわれむ者はさいわいである。 悪を計る者はおのれを誤るではないか、善を計る者にはいつくしみと、まこととがある。 すべての勤労には利益がある、しかし口先だけの言葉は貧乏をきたらせるだけだ。 知恵ある者の冠はその知恵である、愚かな者の花の冠はただ愚かさである。 まことの証人は人の命を救う、偽りを吐く者は裏切者である。 主を恐れることによって人は安心を得、その子らはのがれ場を得る。 主を恐れることは命の泉である、人を死のわなからのがれさせる。 王の栄えは民の多いことにあり、君の滅びは民を失うことにある。 怒りをおそくする者は大いなる悟りがあり、気の短い者は愚かさをあらわす。 穏やかな心は身の命である、しかし興奮は骨を腐らせる。 貧しい者をしえたげる者はその造り主を侮る、乏しい者をあわれむ者は、主をうやまう。 悪しき者はその悪しき行いによって滅ぼされ、正しい者はその正しきによって、のがれ場を得る。 知恵はさとき者の心にとどまり、愚かな者の心に知られない。 正義は国を高くし、罪は民をはずかしめる。 賢いしもべは王の恵みをうけ、恥をきたらす者はその怒りにあう。