箴言 12:1-25

箴言 12:1-25 JA1955

戒めを愛する人は知識を愛する、懲らしめを憎む者は愚かである。 善人は主の恵みをうけ、悪い計りごとを設ける人は主に罰せられる。 人は悪をもって堅く立つことはできない、正しい人の根は動くことはない。 賢い妻はその夫の冠である、恥をこうむらせる妻は夫の骨に生じた腐れのようなものである。 正しい人の考えは公正である、悪しき者の計ることは偽りである。 悪しき者の言葉は、人の血を流そうとうかがう、正しい人の口は人を救う。 悪しき者は倒されて、うせ去る、正しい人の家は堅く立つ。 人はその悟りにしたがって、ほめられ、心のねじけた者は、卑しめられる。 身分の低い人でも自分で働く者は、みずから高ぶって食に乏しい者にまさる。 正しい人はその家畜の命を顧みる、悪しき者は残忍をもって、あわれみとする。 自分の田地を耕す者は食糧に飽きる、無益な事に従う者は知恵がない。 悪しき者の堅固なやぐらは崩壊する、正しい人の根は堅く立つ。 悪人はくちびるのとがによって、わなに陥る、しかし正しい人は悩みをのがれる。 人はその口の実によって、幸福に満ち足り、人の手のわざは、その人の身に帰る。 愚かな人の道は、自分の目に正しく見える、しかし知恵ある者は勧めをいれる。 愚かな人は、すぐに怒りをあらわす、しかし賢い人は、はずかしめをも気にとめない。 真実を語る人は正しい証言をなし、偽りの証人は偽りを言う。 つるぎをもって刺すように、みだりに言葉を出す者がある、しかし知恵ある人の舌は人をいやす。 真実を言うくちびるは、いつまでも保つ、偽りを言う舌は、ただ、まばたきの間だけである。 悪をたくらむ者の心には欺きがあり、善をはかる人には喜びがある。 正しい人にはなんの害悪も生じない、しかし悪しき者は災をもって満たされる。 偽りを言うくちびるは主に憎まれ、真実を行う者は彼に喜ばれる。 さとき人は知識をかくす、しかし愚かな者は自分の愚かなことをあらわす。 勤め働く者の手はついに人を治める、怠る者は人に仕えるようになる。 心に憂いがあればその人をかがませる、しかし親切な言葉はその人を喜ばせる。