歴代志上 16:8-36

歴代志上 16:8-36 JA1955

主に感謝し、そのみ名を呼び、そのみわざをもろもろの民の中に知らせよ。 主にむかって歌え、主をほめ歌え。そのもろもろのくすしきみわざを語れ。 その聖なるみ名を誇れ。どうか主を求める者の心が喜ぶように。 主とそのみ力とを求めよ。つねにそのみ顔をたずねよ。 そのしもべアブラハムのすえよ、その選ばれたヤコブの子らよ。主のなされたくすしきみわざと、その奇跡と、そのみ口のさばきとを心にとめよ。 彼はわれわれの神、主にいます。そのさばきは全地にある。 主はとこしえにその契約をみこころにとめられる。これはよろずよに命じられたみ言葉であって、 アブラハムと結ばれた契約、イサクに誓われた約束である。 主はこれを堅く立ててヤコブのために定めとし、イスラエルのためにとこしえの契約として、 言われた、「あなたにカナンの地を与えて、あなたがたの受ける嗣業の分け前とする」と。 その時、彼らの数は少なくて、数えるに足らず、かの国で旅びととなり、 国から国へ行き、この国からほかの民へ行った。 主は人の彼らをしえたげるのをゆるされず、彼らのために王たちを懲らしめて、 言われた、「わが油そそがれた者たちにさわってはならない。わが預言者たちに害を加えてはならない」と。 全地よ、主に向かって歌え。日ごとにその救を宣べ伝えよ。 もろもろの国の中にその栄光をあらわし、もろもろの民の中にくすしきみわざをあらわせ。 主は大いなるかたにいまして、いとほめたたうべき者、もろもろの神にまさって、恐るべき者だからである。 もろもろの民のすべての神はむなしい。しかし主は天を造られた。 誉と威厳とはそのみ前にあり、力と喜びとはその聖所にある。 もろもろの民のやからよ、主に帰せよ、栄光と力とを主に帰せよ。 そのみ名にふさわしい栄光を主に帰せよ。供え物を携えて主のみ前にきたれ。聖なる装いをして主を拝め。 全地よ、そのみ前におののけ。世界は堅く立って、動かされることはない。 天は喜び、地はたのしみ、もろもろの国民の中に言え、「主は王であられる」と。 海とその中に満つるものとは鳴りどよめき、田畑とその中のすべての物は喜べ。 そのとき林のもろもろの木も主のみ前に喜び歌う。主は地をさばくためにこられるからである。 主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。 また言え、「われわれの救の神よ、われわれを救い、もろもろの国民の中からわれわれを集めてお救いください。そうすればあなたの聖なるみ名に感謝し、あなたの誉を誇るでしょう。 イスラエルの神、主は、とこしえからとこしえまでほむべきかな」と。その時すべての民は「アァメン」と言って主をほめたたえた。

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