ゼカリヤ書 2:5-13

ゼカリヤ書 2:5-13 新共同訳

わたしが目を留めて見ると、ひとりの人が測り縄を手にしているではないか。 「あなたはどこに行かれるのですか」と尋ねると、彼はわたしに、「エルサレムを測り、その幅と長さを調べるためです」と答えた。 わたしに語りかけた御使いが出て行くと、別の御使いが出て来て迎え、 彼に言った。「あの若者のもとに走り寄って告げよ。 エルサレムは人と家畜に溢れ 城壁のない開かれた所となる。 わたし自身が町を囲む火の城壁となると 主は言われる。 わたしはその中にあって栄光となる。 急いで、北の国から逃れよと 主は言われる。 天の四方の風のように かつて、わたしはお前たちを吹き散らしたと 主は言われる。 シオンよ、逃げ去れ バビロンの娘となって住み着いた者よ。 栄光によってわたしを遣わされた、万軍の主が あなたたちを略奪した国々に、こう言われる。 あなたたちに触れる者は わたしの目の瞳に触れる者だ。 わたしは彼らに向かって手を振り上げ 彼らが自分自身の僕に奪われるようにする。 こうして、あなたたちは万軍の主がわたしを 遣わされたことを知るようになる。