聖歌:あなたの物語にある恵みサンプル

かつては迷子だった

ジョン・ニュートンの物語は、この1行に要約されます。
私たちは、自分が迷子だと気づいたときに初めて見つけられることができます。正しい道があることを理解し、私たちがその道を外れていると気づくとき、それが「見つけられる」必要性に気づく瞬間です。

真実はこうです。イエスなしでは、私たちはみな迷子です。肉体的には迷子ではないとしても、霊的には迷子です。

聖書は迷子であることをこう説明しています：

「あなたがたは自分の罪過と罪の中に死んでいた者であり、かつてはそれらの中でこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者、すなわち今、不従順の子らの中で働いている霊に従って歩んでいました。」（エペソ 2:1-2）

私たちが迷子であるとき、それは罪の中に生きていることを意味します。つまり、神の完全な律法に反する誤った行いをしているのです。そのため、罪と義の違いが分からなくなります。そして、イエスではなく「この世の流れ」に従って生きています。この世の道は命を約束しますが、最終的には破滅と、死へ導くだけです。

迷子である者は、同時に家にいることはできません。霊的に迷子であるとき、私たちはイエスと共に住む「家」にいません。イエスは「父とご自身が、自分を愛する者のうちに宿ること」を約束しています。（ヨハネ 14:23）

しかし、良い知らせがあります。

迷子のままでいる必要はありません。神の「家」の外で永遠に生きる必要もありません。その扉には鍵はかかっていません。しかし、私たちは誰かが私たちを見つけに来てくれない限り、見つけられることはできません。

だからこそ、イエスは来られたのです。

イエスはこう言いました：

「人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」（ルカ 19:10）

イエスは迷子の者を捜し出し、救い、一人一人を自分自身のもとへ導きます。こうして私たちも、ジョン・ニュートンと共に歌うことができるのです。

「かつては迷子だったが、今は見つけられた。」