オトナ女子が直面する戦いサンプル
オトナ女子が直面する戦い―拒絶
最近、ドアが閉じられたことがありますか?それも、ぴしゃりと目の前で?今あなたは拒絶されたと感じていますか?
個人的に受け止めないでください。
でも、ちょっと待って。あなたがクリスチャンならば、神の御心がなるように祈りましょう。もしかしたら、神からのメッセージを個人的に受け止めるべきかもしれません。
サムエル記上29章は、ダビデがサウル王から逃げている場面です。彼はボロボロに疲れ果てていましたが、神に敵対するペリシテびとに周りを囲まれるという思いがけない状況の中で安住を見いだしました。
ダビデは、彼らと親しくなり、ペリシテ軍に志願さえしました。アキシ王はダビデを入隊させるつもりでしたが、他のペリシテびとの君(きみ)たちは反対しました。彼らはダビデがイスラエル軍の優れたリーダーであるという評判を聞いていました。彼らは「これは、かつて人々が踊りのうちに歌いかわして、『サウルは千を撃ち殺し、ダビデは万を撃ち殺した』と言った、あのダビデではないか。……われわれと一緒に彼を戦いに下らせてはならない。戦いの時、彼がわれわれの敵となるかも知れないからである。」と言いました。
ダビデは神からの召命を忘れていたかもしれませんが、神はそうではありませんでした。
読み進めていくと、その後サウルは死に、ダビデが王に任命されたことがわかります。
想像してみてください。神がドアを閉じられていなかったらダビデはどうなっていたでしょうか?私たちは詩篇を目にすることはなかったかもしれません。イスラエルの偉大な王ではなく、ペリシテびとの君主で終わっていたかもしれません。
神はなんと良い方なのでしょうか。
誰もがダビデのような経験があります。私もドアをこじ開けようとしたことがあります。しかも、とんでもない道へつながるドアを。でも、ありがたいことに神のあわれみで、そのドアはかたく閉ざされました。拒絶されたかのように思えたことは、神の恵みの介入だったのです。
神は、あなたのためにもドアを閉じられることがあります。
ドアがことごとく閉じられるときは、気落ちしないようにと自分に言い聞かせてください。神の時を待ちましょう。ある日振り返った時、その状況の中に神が介入してくださったことが分かるでしょう。
ダビデの運命をこれほどまでに気にかけてくださった同じ神が、あなたのことも気にかけてくださいます。神は全てをお見通しです。
この読書プランについて
この7日間の読書プランでは、日々直面する戦いに対してどう対処したらよいかを学びます。「オトナ女子が直面する戦い」シリーズでは、境界線の引き方や心配の対処法などのトピックをカバーし、聖書の真実を実生活に適用するにはどうすればよいか解説し、勝利の歩みができるようにお助けします。
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