ローマ人への手紙 15:14-24

ローマ人への手紙 15:14-24 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

さて、わたしの兄弟たちよ。あなたがた自身が、善意にあふれ、あらゆる知恵に満たされ、そして互に訓戒し合う力のあることを、わたしは堅く信じている。 しかし、わたしはあなたがたの記憶を新たにするために、ところどころ、かなり思いきって書いた。それは、神からわたしに賜わった恵みによって、書いたのである。 このように恵みを受けたのは、わたしが異邦人のためにキリスト・イエスに仕える者となり、神の福音のために祭司の役を勤め、こうして異邦人を、聖霊によってきよめられた、御旨にかなうささげ物とするためである。 だから、わたしは神への奉仕については、キリスト・イエスにあって誇りうるのである。 わたしは、異邦人を従順にするために、キリストがわたしを用いて、言葉とわざ、 しるしと不思議との力、聖霊の力によって、働かせて下さったことの外には、あえて何も語ろうとは思わない。こうして、わたしはエルサレムから始まり、巡りめぐってイルリコに至るまで、キリストの福音を満たしてきた。 その際、わたしの切に望んだところは、他人の土台の上に建てることをしないで、キリストの御名がまだ唱えられていない所に福音を宣べ伝えることであった。 すなわち、「彼のことを宣べ伝えられていなかった人々が見、聞いていなかった人々が悟るであろう」と書いてあるとおりである。 こういうわけで、わたしはあなたがたの所に行くことを、たびたび妨げられてきた。 しかし今では、この地方にはもはや働く余地がなく、かつイスパニヤに赴く場合、あなたがたの所に行くことを、多年、熱望していたので、- その途中あなたがたに会い、まず幾分でもわたしの願いがあなたがたによって満たされたら、あなたがたに送られてそこへ行くことを、望んでいるのである。

ローマ人への手紙 15:14-24 リビングバイブル (JCB)

私の兄弟たちよ。あなたがたが知恵に満ち、善意にあふれていること、そして、これらを他の人々に教えることができるほどよくわきまえていることを、私は知っています。 それにもかかわらず、私が所々かなり大胆に強調して書いたのは、あなたがたにそのことを思い起こしてもらいたかったからです。私は神の恵みにより、あなたがた外国人のためにキリスト・イエスに仕える者であって、福音を伝え、かおり高い供え物として、あなたがたを神にささげる務めを果たしているのです。あなたがたは聖霊によって、きよい者、神に喜ばれる者とされています。 それで、キリスト・イエスが私を用いてなしてくださったことを、誇りに思っています。 私は、ただ外国人を神に導くために、キリストが私を役立ててくださったということだけを話します。他のことについて、何も言うつもりはありません。私は、ことばと活動、 および、私を通してなされた奇跡と御霊の力によって、外国人を神に導いてきました。このようにして私は、エルサレムからイルリコに至るまで、キリストの福音をくまなく伝えてきました。 すでに、だれかほかの人によって伝道がなされている所ではなく、むしろ、キリストの名をまだ一度も聞いたことがない人々の所で、福音を宣べ伝えたいと切に望みました。 イザヤが、「彼(キリスト)の名を一度も聞いたことのない人々が見て理解するようになる」と言っているとおりに働いてきたのです。 このような事情のもとで、私はこれまで、あなたがたの所に行けませんでした。 しかし、もうこちらでの働きも終わり、長いあいだ待ったかいがあって、とうとうそちらに行けそうです。 実は今、スペインでの伝道を計画しています。その途中、ローマに立ち寄るつもりです。そして、わずかな間でも、共に心の満たされた時を過ごしてから、あなたがたに送られて、旅を続けたいと願っています。

ローマ人への手紙 15:14-24 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

兄弟たち、あなたがた自身は善意に満ち、あらゆる知識で満たされ、互いに戒め合うことができると、このわたしは確信しています。 記憶を新たにしてもらおうと、この手紙ではところどころかなり思い切って書きました。それは、わたしが神から恵みをいただいて、 異邦人のためにキリスト・イエスに仕える者となり、神の福音のために祭司の役を務めているからです。そしてそれは、異邦人が、聖霊によって聖なるものとされた、神に喜ばれる供え物となるためにほかなりません。 そこでわたしは、神のために働くことをキリスト・イエスによって誇りに思っています。 キリストがわたしを通して働かれたこと以外は、あえて何も申しません。キリストは異邦人を神に従わせるために、わたしの言葉と行いを通して、 また、しるしや奇跡の力、神の霊の力によって働かれました。こうしてわたしは、エルサレムからイリリコン州まで巡って、キリストの福音をあまねく宣べ伝えました。 このようにキリストの名がまだ知られていない所で福音を告げ知らせようと、わたしは熱心に努めてきました。それは、他人の築いた土台の上に建てたりしないためです。 「彼のことを告げられていなかった人々が見、 聞かなかった人々が悟るであろう」 と書いてあるとおりです。 こういうわけで、あなたがたのところに何度も行こうと思いながら、妨げられてきました。 しかし今は、もうこの地方に働く場所がなく、その上、何年も前からあなたがたのところに行きたいと切望していたので、 イスパニアに行くとき、訪ねたいと思います。途中であなたがたに会い、まず、しばらくの間でも、あなたがたと共にいる喜びを味わってから、イスパニアへ向けて送り出してもらいたいのです。

ローマ人への手紙 15:14-24 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

さて、わたしの兄弟たちよ。あなたがた自身が、善意にあふれ、あらゆる知恵に満たされ、そして互に訓戒し合う力のあることを、わたしは堅く信じている。 しかし、わたしはあなたがたの記憶を新たにするために、ところどころ、かなり思いきって書いた。それは、神からわたしに賜わった恵みによって、書いたのである。 このように恵みを受けたのは、わたしが異邦人のためにキリスト・イエスに仕える者となり、神の福音のために祭司の役を勤め、こうして異邦人を、聖霊によってきよめられた、御旨にかなうささげ物とするためである。 だから、わたしは神への奉仕については、キリスト・イエスにあって誇りうるのである。 わたしは、異邦人を従順にするために、キリストがわたしを用いて、言葉とわざ、 しるしと不思議との力、聖霊の力によって、働かせて下さったことの外には、あえて何も語ろうとは思わない。こうして、わたしはエルサレムから始まり、巡りめぐってイルリコに至るまで、キリストの福音を満たしてきた。 その際、わたしの切に望んだところは、他人の土台の上に建てることをしないで、キリストの御名がまだ唱えられていない所に福音を宣べ伝えることであった。 すなわち、 「彼のことを宣べ伝えられていなかった人々が見、 聞いていなかった人々が悟るであろう」 と書いてあるとおりである。 こういうわけで、わたしはあなたがたの所に行くことを、たびたび妨げられてきた。 しかし今では、この地方にはもはや働く余地がなく、かつイスパニヤに赴く場合、あなたがたの所に行くことを、多年、熱望していたので、―― その途中あなたがたに会い、まず幾分でもわたしの願いがあなたがたによって満たされたら、あなたがたに送られてそこへ行くことを、望んでいるのである。