詩篇 88:1-18
詩篇 88:1-18 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
わが神、主よ、わたしは昼、助けを呼び求め、夜、み前に叫び求めます。 わたしの祈をみ前にいたらせ、わたしの叫びに耳を傾けてください。 わたしの魂は悩みに満ち、わたしのいのちは陰府に近づきます。 わたしは穴に下る者のうちに数えられ、力のない人のようになりました。 すなわち死人のうちに捨てられた者のように、墓に横たわる殺された者のように、あなたが再び心にとめられない者のようになりました。彼らはあなたのみ手から断ち滅ぼされた者です。 あなたはわたしを深い穴、暗い所、深い淵に置かれました。 あなたの怒りはわたしの上に重く、あなたはもろもろの波をもってわたしを苦しめられました。[セラ あなたはわが知り人をわたしから遠ざけ、わたしを彼らの忌みきらう者とされました。わたしは閉じこめられて、のがれることはできません。 わたしの目は悲しみによって衰えました。主よ、わたしは日ごとにあなたを呼び、あなたにむかってわが両手を伸べました。 あなたは死んだ者のために奇跡を行われるでしょうか。なき人のたましいは起きあがってあなたをほめたたえるでしょうか。[セラ あなたのいつくしみは墓のなかに、あなたのまことは滅びのなかに、宣べ伝えられるでしょうか。 あなたの奇跡は暗やみに、あなたの義は忘れの国に知られるでしょうか。 しかし主よ、わたしはあなたに呼ばわります。あしたに、わが祈をあなたのみ前にささげます。 主よ、なぜ、あなたはわたしを捨てられるのですか。なぜ、わたしにみ顔を隠されるのですか。 わたしは若い時から苦しんで死ぬばかりです。あなたの脅かしにあって衰えはてました。 あなたの激しい怒りがわたしを襲い、あなたの恐ろしい脅かしがわたしを滅ぼしました。 これらの事がひねもす大水のようにわたしをめぐり、わたしを全く取り巻きました。 あなたは愛する者と友とをわたしから遠ざけ、わたしの知り人を暗やみにおかれました。
詩篇 88:1-18 リビングバイブル (JCB)
ああ、私を救ってくださる神よ。 私は昼も夜も、あなたの前で嘆いています。 この叫びに耳を傾け、祈りを聞き届けてください。 苦しみにがんじがらめにされた私に、 死の足音が忍び寄って来たのです。 人々は、私のいのちは尽きかけていて、 手の施しようもないと言います。 戦場で倒れ、神からのあわれみも絶たれた 兵士のように、見殺しにされるのです。 あなたは私を、深い真っ暗闇の穴に投げ込まれました。 あなたの激しい怒りは、息つく暇もなく 押し寄せる波のように、私をのみ込みます。 あなたは、友人たちが私を嫌って、 私のもとを去るようにされました。 私は捕らえられ、逃れることができません。 目は泣き疲れてかすんでいます。 ああ主よ。くる日もくる日も、助けてくださいと、 取りすがっているのです。 あわれんでくださいと、両手を差し伸べているのです。 もうすぐ、手遅れになってしまいます。 死んでしまえば、どんな奇跡を行ってくださろうと、 何の役にも立ちません。 死んだら、あなたをたたえることもできません。 墓の中にいる者が、どうしてあなたの恵みや真実を 言い広めることができるでしょう。 暗闇に、あなたの奇跡を証言することが できるでしょうか。 忘却の地にいる人間に、 あなたの助けを語り伝えることができるでしょうか。 ああ主よ。 くる日もくる日も、私は命乞いをしています。 なぜ、私の寿命を縮められるのですか。 なぜ、御顔をそむけられるのですか。 私は若いころから病気がちで、 いつも死にさらされていました。 死におびえて、なすすべもなく立ち尽くしていました。 あなたの激しい怒りに私は震え上がりました。 私は一日中、恐怖に襲われています。 愛する人も、友人も、知人も、みな去って行きました。 どちらを向いても、暗闇ばかりです。
詩篇 88:1-18 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)
主よ、わたしを救ってくださる神よ 昼は、助けを求めて叫び 夜も、御前におります。 わたしの祈りが御もとに届きますように。 わたしの声に耳を傾けてください。 わたしの魂は苦難を味わい尽くし 命は陰府にのぞんでいます。 穴に下る者のうちに数えられ 力を失った者とされ 汚れた者と見なされ 死人のうちに放たれて 墓に横たわる者となりました。 あなたはこのような者に心を留められません。 彼らは御手から切り離されています。 あなたは地の底の穴にわたしを置かれます 影に閉ざされた所、暗闇の地に。 あなたの憤りがわたしを押さえつけ あなたの起こす波がわたしを苦しめます。 〔セラ あなたはわたしから 親しい者を遠ざけられました。 彼らにとってわたしは忌むべき者となりました。 わたしは閉じ込められて、出られません。 苦悩に目は衰え 来る日も来る日も、主よ、あなたを呼び あなたに向かって手を広げています。 あなたが死者に対して驚くべき御業をなさったり 死霊が起き上がって あなたに 感謝したりすることがあるでしょうか。 〔セラ 墓の中であなたの慈しみが 滅びの国であなたのまことが 語られたりするでしょうか。 闇の中で驚くべき御業が 忘却の地で恵みの御業が 告げ知らされたりするでしょうか。 主よ、わたしはあなたに叫びます。 朝ごとに祈りは御前に向かいます。 主よ、なぜわたしの魂を突き放し なぜ御顔をわたしに隠しておられるのですか。 わたしは若い時から苦しんで来ました。 今は、死を待ちます。 あなたの怒りを身に負い、絶えようとしています。 あなたの憤りがわたしを圧倒し あなたを恐れてわたしは滅びます。 それは大水のように 絶え間なくわたしの周りに渦巻き いっせいに襲いかかります。
詩篇 88:1-18 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
わが神、主よ、わたしは昼、助けを呼び求め、 夜、み前に叫び求めます。 わたしの祈をみ前にいたらせ、 わたしの叫びに耳を傾けてください。 わたしの魂は悩みに満ち、 わたしのいのちは陰府に近づきます。 わたしは穴に下る者のうちに数えられ、 力のない人のようになりました。 すなわち死人のうちに捨てられた者のように、 墓に横たわる殺された者のように、 あなたが再び心にとめられない者のように なりました。 彼らはあなたのみ手から断ち滅ぼされた者です。 あなたはわたしを深い穴、 暗い所、深い淵に置かれました。 あなたの怒りはわたしの上に重く、 あなたはもろもろの波をもって わたしを苦しめられました。 〔セラ あなたはわが知り人をわたしから遠ざけ、 わたしを彼らの忌みきらう者とされました。 わたしは閉じこめられて、のがれることはできません。 わたしの目は悲しみによって衰えました。 主よ、わたしは日ごとにあなたを呼び、 あなたにむかってわが両手を伸べました。 あなたは死んだ者のために 奇跡を行われるでしょうか。 なき人のたましいは起きあがって あなたをほめたたえるでしょうか。 〔セラ あなたのいつくしみは墓のなかに、 あなたのまことは滅びのなかに、 宣べ伝えられるでしょうか。 あなたの奇跡は暗やみに、 あなたの義は忘れの国に知られるでしょうか。 しかし主よ、わたしはあなたに呼ばわります。 あしたに、わが祈をあなたのみ前にささげます。 主よ、なぜ、あなたはわたしを捨てられるのですか。 なぜ、わたしにみ顔を隠されるのですか。 わたしは若い時から苦しんで死ぬばかりです。 あなたの脅かしにあって衰えはてました。 あなたの激しい怒りがわたしを襲い、 あなたの恐ろしい脅かしがわたしを滅ぼしました。 これらの事がひねもす大水のようにわたしをめぐり、 わたしを全く取り巻きました。 あなたは愛する者と友とをわたしから遠ざけ、 わたしの知り人を暗やみにおかれました。