ミカ書 7:2-10

ミカ書 7:2-10 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

神を敬う人は地に絶え、人のうちに正しい者はない。みな血を流そうと待ち伏せし、おのおの網をもってその兄弟を捕える。 両手は悪い事をしようと努めてやまない。つかさと裁判官はまいないを求め、大いなる人はその心の悪い欲望を言いあらわし、こうして彼らはその悪を仕組む。 彼らの最もよい者もいばらのごとく、最も正しい者もいばらのいけがきのようだ。彼らの見張びとの日、すなわち彼らの刑罰の日が来る。いまや彼らの混乱が近い。 あなたがたは隣り人を信じてはならない。友人をたのんではならない。あなたのふところに寝る者にも、あなたの口の戸を守れ。 むすこは父をいやしめ、娘はその母にそむき、嫁はそのしゅうとめにそむく。人の敵はその家の者である。 しかし、わたしは主を仰ぎ見、わが救の神を待つ。わが神はわたしの願いを聞かれる。 わが敵よ、わたしについて喜ぶな。たといわたしが倒れるとも起きあがる。たといわたしが暗やみの中にすわるとも、主はわが光となられる。 主はわが訴えを取りあげ、わたしのためにさばきを行われるまで、わたしは主の怒りを負わなければならない。主に対して罪を犯したからである。主はわたしを光に導き出してくださる。わたしは主の正義を見るであろう。 その時「あなたの神、主はどこにいるか」とわたしに言ったわが敵は、これを見て恥をこうむり、わが目は彼を見てあざ笑う。彼は街路の泥のように踏みつけられる。

ミカ書 7:1-10 リビングバイブル (JCB)

ああ、悲しいことだ。 正直者を見つけるのがこんなにも困難だとは。 まるで、収穫期を過ぎてから、 ぶどうやいちじくの実を見つけるようなものだ。 どんなに欲しくても、 ぶどう一ふさ、初なりのいちじく一個もない。 正しい人は地上から消えてしまった。 誠実な人は一人も残っていない。 みな人殺しで、 自分の兄弟まで手にかけようとしている。 彼らは、あらゆる手段を用いて悪を働いている。 しかも、その手口のうまいこと。 政治家も裁判官も、わいろを求める。 金持ちは彼らを買収し、じゃま者を消す相談をする。 正義はゆがめられてしまった。 一番ましな者でも、いばらのようにとげとげしい。 最もまっすぐな者でも、 いばらの垣根よりねじれている。 そんなあなたをさばく日が、すばやくやってくる。 処罰の時がそこまできている。 混乱と破滅と恐怖があなたに起こる。 だれも信用するな。 親友も、妻でさえも。 息子は父親をばかにし、 娘は母親に逆らい、嫁はしゅうとめをのろう。 まさに、敵は自分の家の中にいる。 それでも、私は主に助けを求め、 神が私を救い出すのを待ち望む。 神は私の言うことを聞いてくださる。 敵よ、私のことで喜ぶな。 私は倒れても、また起き上がるからだ。 たとえ暗闇の中に座っていても、 主が私の光となる。 主から罰を受けている間、私はじっと耐えていよう。 私が主に罪を犯したからだ。 そののち、私を敵の手から守り、 彼らが私にしたすべての悪を罰する。 神は私を暗闇から光の中へ連れ出し、 私は神のいつくしみを見る。 その時敵は、神が私の味方であることを認め、 「おまえの神はどこにいるのか」 とあざけったことを恥ずかしく思う。 今すでに、彼らが道の土のように 踏みつけられるさまが見えている。

ミカ書 7:2-10 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

主の慈しみに生きる者はこの国から滅び 人々の中に正しい者はいなくなった。 皆、ひそかに人の命をねらい 互いに網で捕らえようとする。 彼らの手は悪事にたけ 役人も裁判官も報酬を目当てとし 名士も私欲をもって語る。 しかも、彼らはそれを包み隠す。 彼らの中の最善の者も茨のようであり 正しい者も茨の垣に劣る。 お前の見張りの者が告げる日 お前の刑罰の日が来た。 今や、彼らに大混乱が起こる。 隣人を信じてはならない。 親しい者にも信頼するな。 お前のふところに安らう女にも お前の口の扉を守れ。 息子は父を侮り 娘は母に、嫁はしゅうとめに立ち向かう。 人の敵はその家の者だ。 しかし、わたしは主を仰ぎ わが救いの神を待つ。 わが神は、わたしの願いを聞かれる。 わたしの敵よ、わたしのことで喜ぶな。 たとえ倒れても、わたしは起き上がる。 たとえ闇の中に座っていても 主こそわが光。 わたしは主に罪を犯したので 主の怒りを負わねばならない ついに、主がわたしの訴えを取り上げ わたしの求めを実現されるまで。 主はわたしを光に導かれ わたしは主の恵みの御業を見る。 「お前の神、主はどこにいるのか」と わたしに言っていた敵は このことを見て恥に覆われる。 わたしの目はこの様を見る。 今や、敵は路上の泥のように踏みつけられる。

ミカ書 7:2-10 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

神を敬う人は地に絶え、人のうちに正しい者はない。 みな血を流そうと待ち伏せし、 おのおの網をもってその兄弟を捕える。 両手は悪い事をしようと努めてやまない。 つかさと裁判官はまいないを求め、 大いなる人はその心の悪い欲望を言いあらわし、 こうして彼らはその悪を仕組む。 彼らの最もよい者もいばらのごとく、 最も正しい者もいばらのいけがきのようだ。 彼らの見張びとの日、 すなわち彼らの刑罰の日が来る。 いまや彼らの混乱が近い。 あなたがたは隣り人を信じてはならない。 友人をたのんではならない。 あなたのふところに寝る者にも、 あなたの口の戸を守れ。 むすこは父をいやしめ、娘はその母にそむき、 嫁はそのしゅうとめにそむく。 人の敵はその家の者である。 しかし、わたしは主を仰ぎ見、わが救の神を待つ。 わが神はわたしの願いを聞かれる。 わが敵よ、わたしについて喜ぶな。 たといわたしが倒れるとも起きあがる。 たといわたしが暗やみの中にすわるとも、 主はわが光となられる。 主はわが訴えを取りあげ、 わたしのためにさばきを行われるまで、 わたしは主の怒りを負わなければならない。 主に対して罪を犯したからである。 主はわたしを光に導き出してくださる。 わたしは主の正義を見るであろう。 その時「あなたの神、主はどこにいるか」と わたしに言ったわが敵は、これを見て恥をこうむり、 わが目は彼を見てあざ笑う。 彼は街路の泥のように踏みつけられる。

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