ミカ書 6:1-9

ミカ書 6:1-9 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

あなたがたは主の言われることを聞き、立ちあがって、もろもろの山の前に訴えをのべ、もろもろの丘にあなたの声を聞かせよ。 もろもろの山よ、地の変ることなき基よ、主の言い争いを聞け。主はその民と言い争い、イスラエルと論争されるからである。 「わが民よ、わたしはあなたに何をなしたか、何によってあなたを疲れさせたか、わたしに答えよ。 わたしはエジプトの国からあなたを導きのぼり、奴隷の家からあなたをあがない出し、モーセ、アロンおよびミリアムをつかわして、あなたに先だたせた。 わが民よ、モアブの王バラクがたくらんだ事、ベオルの子バラムが彼に答えた事、シッテムからギルガルに至るまでに起った事どもを思い起せ。そうすれば、あなたは主の正義のみわざを知るであろう」。 「わたしは何をもって主のみ前に行き、高き神を拝すべきか。燔祭および当歳の子牛をもってそのみ前に行くべきか。 主は数千の雄羊、万流の油を喜ばれるだろうか。わがとがのためにわが長子をささぐべきか。わが魂の罪のためにわが身の子をささぐべきか」。 人よ、彼はさきによい事のなんであるかをあなたに告げられた。主のあなたに求められることは、ただ公義をおこない、いつくしみを愛し、へりくだってあなたの神と共に歩むことではないか。 主の声が町にむかって呼ばわる-全き知恵はあなたの名を恐れることである-「部族および町の会衆よ、聞け。

ミカ書 6:1-9 リビングバイブル (JCB)

さあ、主がご自分の民に話そうとしていることを 聞きなさい。 「立ち上がって、わたしに対する反対を 述べてみるがいい。 山や丘を呼び寄せて、 あなたの訴えについて証人になってもらえ。 山々よ、主の訴えに耳を傾けよ。 主はご自分の民イスラエルに、言いたいことがある。 主は彼らを容赦なく告訴する。 わたしの民よ、なぜ、わたしに背くのか。 わたしがどんな悪いことをしたというのだ。 なぜ我慢できなくなったのか。 はっきり答えよ。 わたしはあなたをエジプトから連れ出し、 奴隷の鎖を断ち切った。 あなたを助けるために、 モーセ、アロン、ミリヤムを送ったのだ。 わたしの民よ、忘れたのか。 モアブの王バラクが、ベオルの子バラムにのろわせて、 あなたを滅ぼそうとした時のことを。 わたしはバラムに、あなたをのろうどころか、 かえって祝福させたのだ。 このように幾度も、あなたに好意を示した。 シティムやギルガルで起こったことも、 そこであなたを祝福したことも、 みんな忘れてしまったのか。」 あなたは尋ねます。 「私たちがやったことを、どうしたら償えるでしょうか。 一歳の子牛をささげて、 主の前にひれ伏したらよいのですか。」 そうではありません。 主は、幾千の雄羊と、幾万の川となるくらいの オリーブ油をささげたら、喜ぶでしょうか。 満足するでしょうか。 長子をいけにえとしてささげたら、 主を喜ばせることになるでしょうか。 そして、罪を赦してもらえるでしょうか。 もちろん違います。 神は望んでいることをあなたに告げたました。 すなわち、えこひいきせず、公平で、 あわれみ深くあること、 また、謙遜にあなたの神と共に歩むことです。 主の声はエルサレム中に響き渡ります。 賢い人は主に耳を傾けなさい。 「侵入軍がやって来る。 主がそれを送っているのだ。

ミカ書 6:1-9 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

聞け、主の言われることを。 立って、告発せよ、山々の前で。 峰々にお前の声を聞かせよ。 聞け、山々よ、主の告発を。 とこしえの地の基よ。 主は御自分の民を告発し イスラエルと争われる。 「わが民よ。 わたしはお前に何をしたというのか。 何をもってお前を疲れさせたのか。 わたしに答えよ。 わたしはお前をエジプトの国から導き上り 奴隷の家から贖った。 また、モーセとアロンとミリアムを お前の前に遣わした。 わが民よ、思い起こすがよい。 モアブの王バラクが何をたくらみ ベオルの子バラムがそれに何と答えたかを。 シティムからギルガルまでのことを思い起こし 主の恵みの御業をわきまえるがよい。」 何をもって、わたしは主の御前に出で いと高き神にぬかずくべきか。 焼き尽くす献げ物として 当歳の子牛をもって御前に出るべきか。 主は喜ばれるだろうか 幾千の雄羊、幾万の油の流れを。 わが咎を償うために長子を 自分の罪のために胎の実をささげるべきか。 人よ、何が善であり 主が何をお前に求めておられるかは お前に告げられている。 正義を行い、慈しみを愛し へりくだって神と共に歩むこと、これである。 主の御声は都に向かって呼ばわる。 御名を畏れ敬うことこそ賢明である。 聞け、ユダの部族とその集会よ。

ミカ書 6:1-9 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

あなたがたは 主の言われることを聞き、 立ちあがって、もろもろの山の前に訴えをのべ、 もろもろの丘にあなたの声を聞かせよ。 もろもろの山よ、地の変ることなき基よ、 主の言い争いを聞け。 主はその民と言い争い、 イスラエルと論争されるからである。 「わが民よ、わたしはあなたに何をなしたか、 何によってあなたを疲れさせたか、 わたしに答えよ。 わたしはエジプトの国からあなたを導きのぼり、 奴隷の家からあなたをあがない出し、 モーセ、アロンおよびミリアムをつかわして、 あなたに先だたせた。 わが民よ、モアブの王バラクがたくらんだ事、 ベオルの子バラムが彼に答えた事、 シッテムからギルガルに至るまでに 起った事どもを思い起せ。 そうすれば、あなたは主の正義のみわざを 知るであろう」。 「わたしは何をもって主のみ前に行き、 高き神を拝すべきか。 燔祭および当歳の子牛をもって そのみ前に行くべきか。 主は数千の雄羊、 万流の油を喜ばれるだろうか。 わがとがのためにわが長子をささぐべきか。 わが魂の罪のためにわが身の子をささぐべきか」。 人よ、彼はさきによい事のなんであるかを あなたに告げられた。 主のあなたに求められることは、 ただ公義をおこない、いつくしみを愛し、 へりくだってあなたの神と共に歩むことではないか。 主の声が町にむかって呼ばわる―― 全き知恵はあなたの名を恐れることである―― 「部族および町の会衆よ、聞け。