ルカによる福音書 22:1-6
ルカによる福音書 22:1-6 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
さて、過越といわれている除酵祭が近づいた。 祭司長たちや律法学者たちは、どうかしてイエスを殺そうと計っていた。民衆を恐れていたからである。 そのとき、十二弟子のひとりで、イスカリオテと呼ばれていたユダに、サタンがはいった。 すなわち、彼は祭司長たちや宮守がしらたちのところへ行って、どうしてイエスを彼らに渡そうかと、その方法について協議した。 彼らは喜んで、ユダに金を与える取決めをした。 ユダはそれを承諾した。そして、群衆のいないときにイエスを引き渡そうと、機会をねらっていた。
ルカによる福音書 22:1-6 リビングバイブル (JCB)
パン種を入れないパンを食べる、ユダヤ人の過越の祭りが近づいていました。 祭司長や他の宗教的指導者たちは、何とかしてイエスを殺そうと、あれこれ陰謀を巡らしていました。群衆の暴動を引き起こさずにイエスを葬り去る方法がないものかと、やっきになっていたのです。 さて、十二人の弟子の一人イスカリオテのユダの心に、サタンが忍び込みました。 ユダは祭司長や神殿の警備隊長たちのところへ出かけ、イエスを彼らに売り渡すのに、一番よい方法を相談しました。 彼らは大喜びし、ユダに報酬を与える約束をしました。 それでユダは、群衆が回りにいない時に、ひそかにイエスを逮捕させようと、チャンスをうかがい始めました。