ヨブ記 33:5-33
ヨブ記 33:5-33 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
あなたがもしできるなら、わたしに答えよ、 わたしの前に言葉を整えて、立て。 見よ、神に対しては、わたしもあなたと同様であり、 わたしもまた土から取って造られた者だ。 見よ、わたしの威厳はあなたを恐れさせない、 わたしの勢いはあなたを圧しない。 確かに、あなたはわたしの聞くところで言った、 わたしはあなたの言葉の声を聞いた。 あなたは言う、『わたしはいさぎよく、とがはない。 わたしは清く、不義はない。 見よ、彼はわたしを攻める口実を見つけ、 わたしを自分の敵とみなし、 わたしの足をかせにはめ、 わたしのすべての行いに目をとめられる』と。 見よ、わたしはあなたに答える、 あなたはこの事において正しくない。 神は人よりも大いなる者だ。 あなたが『彼はわたしの言葉に 少しも答えられない』といって、 彼に向かって言い争うのは、どういうわけであるか。 神は一つの方法によって語られ、 また二つの方法によって語られるのだが、 人はそれを悟らないのだ。 人々が熟睡するとき、または床にまどろむとき、 夢あるいは夜の幻のうちで、 彼は人々の耳を開き、 警告をもって彼らを恐れさせ、 こうして人にその悪しきわざを離れさせ、 高ぶりを人から除き、 その魂を守って、墓に至らせず、 その命を守って、つるぎに滅びないようにされる。 人はまたその床の上で痛みによって懲らされ、 その骨に戦いが絶えることなく、 その命は、食物をいとい、 その食欲は、おいしい食物をきらう。 その肉はやせ落ちて見えず、 その骨は見えなかったものまでもあらわになり、 その魂は墓に近づき、その命は滅ぼす者に近づく。 もしそこに彼のためにひとりの天使があり、 千のうちのひとりであって、仲保となり、 人にその正しい道を示すならば、 神は彼をあわれんで言われる、 『彼を救って、墓に下ることを免れさせよ、 わたしはすでにあがないしろを得た。 彼の肉を幼な子の肉よりもみずみずしくならせ、 彼を若い時の元気に帰らせよ』と。 その時、彼が神に祈るならば、神は彼を顧み、 喜びをもって、み前にいたらせ、 その救を人に告げ知らせられる。 彼は人々の前に歌って言う、 『わたしは罪を犯し、正しい事を曲げた。 しかしわたしに報復がなかった。 彼はわたしの魂をあがなって、 墓に下らせられなかった。 わたしの命は光を見ることができる』と。 見よ、神はこれらすべての事を ふたたび、みたび人に行い、 その魂を墓から引き返し、 彼に命の光を見させられる。 ヨブよ、耳を傾けてわたしに聞け、 黙せよ、わたしは語ろう。 あなたがもし言うべきことがあるなら、 わたしに答えよ、 語れ、わたしはあなたを正しい者にしようと 望むからだ。 もし語ることがないなら、わたしに聞け、 黙せよ、わたしはあなたに知恵を教えよう」。
ヨブ記 33:5-33 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
あなたがもしできるなら、わたしに答えよ、わたしの前に言葉を整えて、立て。 見よ、神に対しては、わたしもあなたと同様であり、わたしもまた土から取って造られた者だ。 見よ、わたしの威厳はあなたを恐れさせない、わたしの勢いはあなたを圧しない。 確かに、あなたはわたしの聞くところで言った、わたしはあなたの言葉の声を聞いた。 あなたは言う、『わたしはいさぎよく、とがはない。わたしは清く、不義はない。 見よ、彼はわたしを攻める口実を見つけ、わたしを自分の敵とみなし、 わたしの足をかせにはめ、わたしのすべての行いに目をとめられる』と。 見よ、わたしはあなたに答える、あなたはこの事において正しくない。神は人よりも大いなる者だ。 あなたが『彼はわたしの言葉に少しも答えられない』といって、彼に向かって言い争うのは、どういうわけであるか。 神は一つの方法によって語られ、また二つの方法によって語られるのだが、人はそれを悟らないのだ。 人々が熟睡するとき、または床にまどろむとき、夢あるいは夜の幻のうちで、 彼は人々の耳を開き、警告をもって彼らを恐れさせ、 こうして人にその悪しきわざを離れさせ、高ぶりを人から除き、 その魂を守って、墓に至らせず、その命を守って、つるぎに滅びないようにされる。 人はまたその床の上で痛みによって懲らされ、その骨に戦いが絶えることなく、 その命は、食物をいとい、その食欲は、おいしい食物をきらう。 その肉はやせ落ちて見えず、その骨は見えなかったものまでもあらわになり、 その魂は墓に近づき、その命は滅ぼす者に近づく。 もしそこに彼のためにひとりの天使があり、千のうちのひとりであって、仲保となり、人にその正しい道を示すならば、 神は彼をあわれんで言われる、『彼を救って、墓に下ることを免れさせよ、わたしはすでにあがないしろを得た。 彼の肉を幼な子の肉よりもみずみずしくならせ、彼を若い時の元気に帰らせよ』と。 その時、彼が神に祈るならば、神は彼を顧み、喜びをもって、み前にいたらせ、その救を人に告げ知らせられる。 彼は人々の前に歌って言う、『わたしは罪を犯し、正しい事を曲げた。しかしわたしに報復がなかった。 彼はわたしの魂をあがなって、墓に下らせられなかった。わたしの命は光を見ることができる』と。 見よ、神はこれらすべての事をふたたび、みたび人に行い、 その魂を墓から引き返し、彼に命の光を見させられる。 ヨブよ、耳を傾けてわたしに聞け、黙せよ、わたしは語ろう。 あなたがもし言うべきことがあるなら、わたしに答えよ、語れ、わたしはあなたを正しい者にしようと望むからだ。 もし語ることがないなら、わたしに聞け、黙せよ、わたしはあなたに知恵を教えよう」。
ヨブ記 33:5-33 リビングバイブル (JCB)
反論できるなら、遠慮しないで反論してほしい。 私はあなたが求めているような、 あなたと神の間に立ち、 双方の代弁者になれる人物だ。 あなたを脅したり、怖がらせたりする人たちとは違う。 私も、あなたと同じ、ただの人間だから。 確かに、あなたは私の聞いているところで、 何度も言った。 『私は潔白だ。罪など犯していない』と。 神は重箱の隅をつつくように、 一つのあらも見のがすまいと目を光らせ、 あなたを敵視しているとあなたは言う。 また、『神は私に足かせをはめ、 ちょっとした動きでも監視する』とこぼしている。 私の答えを言おう。 このように神を悪しざまに言うことこそが、 そもそも罪なのだ。 神は人より偉大ではないか。 神が自分のすることを、 あなたにいちいち説明しないからといって、 なぜ神に文句を言うのか。 神は何度でもお語りになる。 それも、人が深い眠りについたあと、 夜の夢と幻の中で。 神はこのような方法で、 人の耳を開き、知恵と訓戒を授け、 その心を変え、思い上がらないように守り、 罪には刑罰のあることを警告し、 罠に落ちないように守る。 神は、骨は折らないにしても、 人に病気と痛みを送る。 それで人は、生きる楽しみどころか食欲すら失い、 いかにもおいしそうなごちそうでさえ 見向きもしなくなる。 彼はやせ細って骨と皮だけになり、 死の一歩手前に近づく。 しかし、そこに御使いがいて、 友人として彼をとりなし、 彼がいかに正しいかを告げるなら、 神は彼をあわれんでこう言う。 『彼を自由の身にせよ。死なせるな。 彼の身代わりができたからだ。』 すると彼は、子どものように元気になり、 若さを取り戻して健康になる。 彼が祈ると、神はすぐさま答え、 喜んで彼を受け入れ、彼を元の働き場に戻す。 彼は大声で友人に言う。 『私は罪を犯したが、神は釈放してくださった。 私が死ぬのをお許しにならなかった。 これからは光の中で生活しよう。』 神はたびたび、このようにして、 人のたましいを深い穴から引き上げ、 いのちの光の中で生きるようにしてくださる。 ヨブさん、そのことをよく考えてもらいたい。 話すことはまだある。続けて聞いてもらいたい。 これまでのところで何か言い分があるなら、 遠慮しないで言ってほしい。 私はあなたの正しさを認めたいと思っているのだから、 喜んで聞く。 言うことがなければ、 黙って、おとなしく聞いてもらいたい。 これから、あなたに知恵を教えよう。」
ヨブ記 33:5-33 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)
答えられるなら、答えてみよ。 備えをして、わたしの前に立て。 神の前では、わたしもあなたと同じように 土から取られたひとかけらのものにすぎない。 見よ、わたしには脅かすような威力はない。 あなたを押さえつけようとしているのではない。 あなたが話すのはわたしの耳に入り 声も言葉もわたしは聞いた。 「わたしは潔白で、罪を犯していない。 わたしは清く、とがめられる理由はない。 それでも神はわたしに対する不満を見いだし わたしを敵視される。 わたしに足枷をはめ 行く道を見張っておられる。」 ここにあなたの過ちがある、と言おう。 神は人間よりも強くいます。 なぜ、あなたは神と争おうとするのか。 神はそのなさることを いちいち説明されない。 神は一つのことによって語られ また、二つのことによって語られるが 人はそれに気がつかない。 人が深い眠りに包まれ、横たわって眠ると 夢の中で、夜の幻の中で 神は人の耳を開き 懲らしめの言葉を封じ込められる。 人が行いを改め、誇りを抑え こうして、その魂が滅亡を免れ 命が死の川を渡らずに済むようにされる。 苦痛に責められて横たわる人があるとする。 骨のうずきは絶えることなく 命はパンをいとい 魂は好みの食べ物をすらいとう。 肉は消耗して見えなくなり 見えなかった骨は姿を現し 魂は滅亡に 命はそれを奪うものに近づいてゆく。 千人に一人でもこの人のために執り成し その正しさを示すために 遣わされる御使いがあり 彼を憐れんで 「この人を免除し、滅亡に落とさないでください。 代償を見つけて来ました」と言ってくれるなら 彼の肉は新しくされて 若者よりも健やかになり 再び若いときのようになるであろう。 彼は神に祈って受け入れられ 歓びの叫びの内に御顔を仰ぎ 再び神はこの人を正しいと認められるであろう。 彼は人々の前でたたえて歌うであろう。 「わたしは罪を犯し 正しいことを曲げた。 それはわたしのなすべきことではなかった。 しかし神はわたしの魂を滅亡から救い出された。 わたしは命を得て光を仰ぐ」と。 まことに神はこのようになさる。 人間のために、二度でも三度でも。 その魂を滅亡から呼び戻し 命の光に輝かせてくださる。 ヨブよ、耳を傾けて わたしの言うことを聞け。 沈黙せよ、わたしに語らせよ。 わたしに答えて言うことがあるなら、語れ。 正しい主張を聞くのがわたしの望みだ。 言うことがなければ、耳を傾けよ。 沈黙せよ、わたしがあなたに知恵を示そう。
ヨブ記 33:5-33 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
あなたがもしできるなら、わたしに答えよ、 わたしの前に言葉を整えて、立て。 見よ、神に対しては、わたしもあなたと同様であり、 わたしもまた土から取って造られた者だ。 見よ、わたしの威厳はあなたを恐れさせない、 わたしの勢いはあなたを圧しない。 確かに、あなたはわたしの聞くところで言った、 わたしはあなたの言葉の声を聞いた。 あなたは言う、『わたしはいさぎよく、とがはない。 わたしは清く、不義はない。 見よ、彼はわたしを攻める口実を見つけ、 わたしを自分の敵とみなし、 わたしの足をかせにはめ、 わたしのすべての行いに目をとめられる』と。 見よ、わたしはあなたに答える、 あなたはこの事において正しくない。 神は人よりも大いなる者だ。 あなたが『彼はわたしの言葉に 少しも答えられない』といって、 彼に向かって言い争うのは、どういうわけであるか。 神は一つの方法によって語られ、 また二つの方法によって語られるのだが、 人はそれを悟らないのだ。 人々が熟睡するとき、または床にまどろむとき、 夢あるいは夜の幻のうちで、 彼は人々の耳を開き、 警告をもって彼らを恐れさせ、 こうして人にその悪しきわざを離れさせ、 高ぶりを人から除き、 その魂を守って、墓に至らせず、 その命を守って、つるぎに滅びないようにされる。 人はまたその床の上で痛みによって懲らされ、 その骨に戦いが絶えることなく、 その命は、食物をいとい、 その食欲は、おいしい食物をきらう。 その肉はやせ落ちて見えず、 その骨は見えなかったものまでもあらわになり、 その魂は墓に近づき、その命は滅ぼす者に近づく。 もしそこに彼のためにひとりの天使があり、 千のうちのひとりであって、仲保となり、 人にその正しい道を示すならば、 神は彼をあわれんで言われる、 『彼を救って、墓に下ることを免れさせよ、 わたしはすでにあがないしろを得た。 彼の肉を幼な子の肉よりもみずみずしくならせ、 彼を若い時の元気に帰らせよ』と。 その時、彼が神に祈るならば、神は彼を顧み、 喜びをもって、み前にいたらせ、 その救を人に告げ知らせられる。 彼は人々の前に歌って言う、 『わたしは罪を犯し、正しい事を曲げた。 しかしわたしに報復がなかった。 彼はわたしの魂をあがなって、 墓に下らせられなかった。 わたしの命は光を見ることができる』と。 見よ、神はこれらすべての事を ふたたび、みたび人に行い、 その魂を墓から引き返し、 彼に命の光を見させられる。 ヨブよ、耳を傾けてわたしに聞け、 黙せよ、わたしは語ろう。 あなたがもし言うべきことがあるなら、 わたしに答えよ、 語れ、わたしはあなたを正しい者にしようと 望むからだ。 もし語ることがないなら、わたしに聞け、 黙せよ、わたしはあなたに知恵を教えよう」。