エレミヤ書 4:2-22

エレミヤ書 4:2-22 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

また真実と正義と正直とをもって、『主は生きておられる』と誓うならば、万国の民は彼によって祝福を受け、彼によって誇る」。 主はユダの人々とエルサレムに住む人々にこう言われる、「あなたがたの新田を耕せ、いばらの中に種をまくな。 ユダの人々とエルサレムに住む人々よ、あなたがたは自ら割礼を行って、主に属するものとなり、自分の心の前の皮を取り去れ。さもないと、あなたがたの悪しき行いのためにわたしの怒りが火のように発して燃え、これを消す者はない」。 ユダに告げ、エルサレムに示して言え、「国中にラッパを吹き、大声に呼ばわって言え、『集まれ、われわれは堅固な町々へ行こう』と。 シオンの方を示す旗を立てよ。避難せよ、とどまってはならない、わたしが北から災と大いなる破滅をこさせるからだ。 ししはその森から出てのぼり、国々を滅ぼす者は進んできた。彼はあなたの国を荒そうとして、すでにその所から出てきた。あなたの町々は滅ぼされて、住む者もなくなる。 このために、あなたがたは荒布を身にまとって、悲しみ嘆け。主の激しい怒りが、まだわれわれを離れないからだ」。 主は言われる、「その日、王と君たちとはその心を失い、祭司は驚き、預言者は怪しむ」。 そこでわたしは言った、「ああ主なる神よ、まことにあなたはこの民とエルサレムとをまったく欺かれました。『あなたがたは安らかになる』と言われましたが、つるぎが命にまでも及びました」。 その時この民とエルサレムとはこう告げられる、「熱い風が荒野の裸の山からわたしの民の娘のほうに吹いてくる。これはあおぎ分けるためではなく、清めるためでもない。 これよりもなお激しい風がわたしのために吹く。いまわたしは彼らにさばきを告げる」。 見よ、彼は雲のように上ってくる。その戦車はつむじ風のよう、その馬はわしの飛ぶよりも速い。ああ、われわれはわざわいだ、われわれは滅ぼされる。 エルサレムよ、あなたの心の悪を洗い清めよ、そうするならば救われる。悪しき思いはいつまであなたのうちにとどまるのか。 ダンから告げる声がある、エフライムの山から災を知らせている。 国々の民に彼の来ることを告げ、またエルサレムに知らせよ。「攻めかこむ者が遠くの国から来て、ユダの町々にむかってその声をあげる。 彼らは畑を守る者のようにこれを攻めかこむ。それはわたしにそむいたからだと、主は言われる。 あなたの道とその行いとが、あなたの身にこれを招いたのだ。これはあなたの悪の結果で、まことに苦く、あなたの心をつらぬく」。 ああ、わがはらわたよ、わがはらわたよ、わたしは苦しみにもだえる。ああ、わが心臓の壁よ、わたしの心臓は、はげしく鼓動する。わたしは沈黙を守ることができない、ラッパの声と、戦いの叫びを聞くからである。 破壊に次ぐに破壊があり、全地は荒され、わたしの天幕はにわかに破られ、わたしの幕はたちまち破られた。 いつまでわたしは旗を見、またラッパの声を聞かなければならないのか。 「わたしの民は愚かであって、わたしを知らない。彼らは愚鈍な子どもらで、悟ることがない。彼らは悪を行うのにさといけれども、善を行うことを知らない」。

エレミヤ書 4:2-22 リビングバイブル (JCB)

もしおまえが、 生ける神であるわたしによってだけ誓い、 誠実できよく正しい生活を始めるなら、 おまえは世界の国々へのあかしとなる。 こうして、諸国の民はわたしのもとへ来て、 わたしの名をあがめるようになる。」 主はユダとエルサレムの人たちに、こう告げます。 「固くなったおまえたちの心を耕せ。 そうでなければ、良い種がいばらにふさがれて だめになる。 体だけでなく、心と思いもきよめよ。 そうでなければ、おまえたちの罪のために わたしの憤りが爆発し、 おまえたちを黒こげにしてしまう。 誰ひとり、その火を消すことはできない。 エルサレムとユダに向かって叫べ。 国中に響くように警報を鳴らせと言いなさい。 『いのちが危ないから、走って逃げるのだ。 要塞で固めた町へ逃げ込め。』 エルサレムから合図を送りなさい。 『すぐ、逃げ出せ。ぐずぐずするな。』 主であるわたしが、北から、 とてつもなく大きな破滅をもたらすからだ。 ライオンのように国々を滅ぼす者が 住みかから出て来て、おまえたちの国へ向かっている。 町々は住む者もなく、廃墟となる。」 喪服を着て、胸も張り裂けんばかりに泣きなさい。 主の激しい怒りが、まだ私たちから去らないからです。 「その日には、王や指導者は恐ろしさで震え、 祭司と預言者は恐怖に顔をこわばらせる」と、 主は言います。 そこで、私は申し上げました。 「ですが神よ。 民は、あなたのおことばにだまされました。 確か、エルサレムに大きな祝福がくるとの お約束だったのに、 今になっても剣が住民に突きつけられています。」 その時、神は荒野から、 すさまじい勢いで吹きまくる熱風を送ります。 こうして、滅亡の時がきたことを宣告するのです。 敵は嵐のように襲いかかります。 その戦車は竜巻のようで、 その馬はわしよりも速く走ります。 ついに滅亡の時がきたのです。 ああ、なんという大きな災いでしょう。 エルサレムよ、 手遅れにならないうちに心をきよめなさい。 今ならまだ、悪い思いを捨てれば、救われます。 ダンから、エフライムの山から、 あなたの滅びが言い渡されました。 ほかの国々に知らせなさい。 遠い国から敵が来て、 エルサレムとユダの町々に叫びながら向かって来ます。 彼らは、野獣に立ち向かう羊飼いたちのように、 エルサレムを包囲します。 「それは、わたしの民がわたしに背いたからだ」と、 主は言います。 あなたの行いが、この災いを招いたのです。 それはあなたにとって苦い薬で、 腹の底までしみわたります。 私は苦痛のため身もだえします。 心臓は激しく波打っています。 とても黙ってはいられません。 敵のラッパの音と雄たけびを聞いたからです。 破壊に次ぐ破壊の波が押し寄せ、 国土はすっかり荒れ果ててしまいます。 一瞬のうちに、 家は一軒残らず押しつぶされます。 いつまで、このような状態が続くのでしょう。 いつまで、 戦いと死を見続けなければならないのでしょう。 「わたしの民が愚かなことをやめるまでだ。 彼らは、わたしの言うことを聞こうとしない。 理解力のない子で、判断力がない。 悪いことをするとなると素早いが、 正しいことをする才能など、 まるで持ち合わせていない。」

エレミヤ書 4:2-22 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

もし、あなたが真実と公平と正義をもって 「主は生きておられる」と誓うなら 諸国の民は、あなたを通して祝福を受け あなたを誇りとする。 まことに、主はユダの人、エルサレムの人に 向かって、こう言われる。 「あなたたちの耕作地を開拓せよ。 茨の中に種を蒔くな。 ユダの人、エルサレムに住む人々よ 割礼を受けて主のものとなり あなたたちの心の包皮を取り去れ。 さもなければ、あなたたちの悪行のゆえに わたしの怒りは火のように発して燃え広がり 消す者はないであろう。」 ユダに知らせよ、エルサレムに告げて言え。 国中に角笛を吹き鳴らし、大声で叫べ そして言え。「集まって、城塞に逃れよう。 シオンに向かって旗を揚げよ。 避難せよ、足を止めるな」と。 わたしは北から災いを 大いなる破壊をもたらす。 獅子はその茂みを後にして上り 諸国の民を滅ぼす者は出陣した。 あなたの国を荒廃させるため 彼は自分の国を出た。 あなたの町々は滅ぼされ、住む者はいなくなる。 それゆえに、粗布をまとい 嘆き、泣き叫べ。 主の激しい怒りは我々を去らない。 その日が来れば、と主は言われる。 王も高官も勇気を失い 祭司は心挫け、預言者はひるみ 言うであろう。 「ああ、主なる神よ。 まことに、あなたはこの民とエルサレムを 欺かれました。 『あなたたちに平和が訪れる』と約束されたのに 剣が喉もとに突きつけられています。」 そのときには、この民とエルサレムに告げられる。 「荒れ野から裸の山々の熱風が わが民の娘に向かって吹きつける。 ふるい分ける風でも、清める風でもない。 それにまさる激しい風が わたしのもとから吹きつける。 今やわたしは彼らに裁きを下す。」 見よ、それは雲のように攻め上る。 その戦車はつむじ風のよう その馬は鷲よりも速い。 ああ、災いだ。我々は荒らし尽くされる。 エルサレムよ あなたの心の悪を洗い去って救われよ。 いつまで、あなたはその胸に よこしまな思いを宿しているのか。 聞け、災いをダンから告げ エフライムの山から知らせる声を。 諸国の民にこれを告げ エルサレムに知らせよ。 「包囲する者が遠い国から押し寄せ ユダの町に向かって戦いの喚声をあげ 畑の見張りのように彼らを包囲する。 ユダがわたしに背いたからだ」と主は言われる。 あなたの道、あなたの仕業が これらのことをもたらす。 これはあなたの犯した悪であり まことに苦く、そして心臓にまで達する。 わたしのはらわたよ、はらわたよ。 わたしはもだえる。 心臓の壁よ、わたしの心臓は呻く。 わたしは黙していられない。 わたしの魂は、角笛の響き、鬨の声を聞く。 「破壊に次ぐ破壊」と人々は叫ぶ。 大地はすべて荒らし尽くされる。 瞬く間にわたしの天幕が 一瞬のうちに、その幕が荒らし尽くされる。 いつまで、わたしは旗を見 角笛の響きを聞かねばならないのか。 まことに、わたしの民は無知だ。 わたしを知ろうとせず 愚かな子らで、分別がない。 悪を行うことにさとく 善を行うことを知らない。

エレミヤ書 4:2-22 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

また真実と正義と正直とをもって、 『主は生きておられる』と誓うならば、 万国の民は彼によって祝福を受け、 彼によって誇る」。 主はユダの人々とエルサレムに住む人々に こう言われる、 「あなたがたの新田を耕せ、 いばらの中に種をまくな。 ユダの人々とエルサレムに住む人々よ、 あなたがたは自ら割礼を行って、 主に属するものとなり、 自分の心の前の皮を取り去れ。 さもないと、あなたがたの悪しき行いのために わたしの怒りが火のように発して燃え、 これを消す者はない」。 ユダに告げ、エルサレムに示して言え、 「国中にラッパを吹き、大声に呼ばわって言え、 『集まれ、われわれは堅固な町々へ行こう』と。 シオンの方を示す旗を立てよ。 避難せよ、とどまってはならない、 わたしが北から災と 大いなる破滅をこさせるからだ。 ししはその森から出てのぼり、 国々を滅ぼす者は進んできた。 彼はあなたの国を荒そうとして、 すでにその所から出てきた。 あなたの町々は滅ぼされて、 住む者もなくなる。 このために、あなたがたは荒布を身にまとって、 悲しみ嘆け。 主の激しい怒りが、 まだわれわれを離れないからだ」。 主は言われる、「その日、王と君たちとはその心を失い、祭司は驚き、預言者は怪しむ」。 そこでわたしは言った、「ああ主なる神よ、まことにあなたはこの民とエルサレムとをまったく欺かれました。『あなたがたは安らかになる』と言われましたが、つるぎが命にまでも及びました」。 その時この民とエルサレムとはこう告げられる、「熱い風が荒野の裸の山からわたしの民の娘のほうに吹いてくる。これはあおぎ分けるためではなく、清めるためでもない。 これよりもなお激しい風がわたしのために吹く。いまわたしは彼らにさばきを告げる」。 見よ、彼は雲のように上ってくる。 その戦車はつむじ風のよう、 その馬はわしの飛ぶよりも速い。 ああ、われわれはわざわいだ、 われわれは滅ぼされる。 エルサレムよ、あなたの心の悪を洗い清めよ、 そうするならば救われる。 悪しき思いはいつまで あなたのうちにとどまるのか。 ダンから告げる声がある、 エフライムの山から災を知らせている。 国々の民に彼の来ることを告げ、 またエルサレムに知らせよ。 「攻めかこむ者が遠くの国から来て、 ユダの町々にむかってその声をあげる。 彼らは畑を守る者のようにこれを攻めかこむ。 それはわたしにそむいたからだと、主は言われる。 あなたの道とその行いとが、 あなたの身にこれを招いたのだ。 これはあなたの悪の結果で、 まことに苦く、 あなたの心をつらぬく」。 ああ、わがはらわたよ、わがはらわたよ、 わたしは苦しみにもだえる。 ああ、わが心臓の壁よ、 わたしの心臓は、はげしく鼓動する。 わたしは沈黙を守ることができない、 ラッパの声と、戦いの叫びを聞くからである。 破壊に次ぐに破壊があり、 全地は荒され、 わたしの天幕はにわかに破られ、 わたしの幕はたちまち破られた。 いつまでわたしは旗を見、 またラッパの声を聞かなければならないのか。 「わたしの民は愚かであって、わたしを知らない。 彼らは愚鈍な子どもらで、悟ることがない。 彼らは悪を行うのにさといけれども、 善を行うことを知らない」。