イザヤ書 58:3-9

イザヤ書 58:3-9 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

彼らは言う、『われわれが断食したのに、なぜ、ごらんにならないのか。われわれがおのれを苦しめたのに、なぜ、ごぞんじないのか』と。見よ、あなたがたの断食の日には、おのが楽しみを求め、その働き人をことごとくしえたげる。 見よ、あなたがたの断食するのは、ただ争いと、いさかいのため、また悪のこぶしをもって人を打つためだ。きょう、あなたがたのなす断食は、その声を上に聞えさせるものではない。 このようなものは、わたしの選ぶ断食であろうか。人がおのれを苦しめる日であろうか。そのこうべを葦のように伏せ、荒布と灰とをその下に敷くことであろうか。あなたは、これを断食ととなえ、主に受けいれられる日と、となえるであろうか。 わたしが選ぶところの断食は、悪のなわをほどき、くびきのひもを解き、しえたげられる者を放ち去らせ、すべてのくびきを折るなどの事ではないか。 また飢えた者に、あなたのパンを分け与え、さすらえる貧しい者を、あなたの家に入れ、裸の者を見て、これを着せ、自分の骨肉に身を隠さないなどの事ではないか。 そうすれば、あなたの光が暁のようにあらわれ出て、あなたは、すみやかにいやされ、あなたの義はあなたの前に行き、主の栄光はあなたのしんがりとなる。 また、あなたが呼ぶとき、主は答えられ、あなたが叫ぶとき、『わたしはここにおる』と言われる。もし、あなたの中からくびきを除き、指をさすこと、悪い事を語ることを除き、

イザヤ書 58:3-9 リビングバイブル (JCB)

彼らは不満げに言う。 『あなたの前で断食したのに、 なぜ心に留めてくださらないのですか。 なぜ、私たちのいけにえをごらんにならないのですか。 どうして、私たちの祈りを 聞いてくださらないのですか。 たくさんの罪滅ぼしをしたのに、 目も向けてくださいませんでした。』 その理由を説明しよう。 おまえたちは断食の最中にも悪い楽しみにふけり、 雇った労働者を虐げている。 考えてもみなさい。仲間割れしながら断食して、 いったいどんな益があるというのか。 そんな断食をしても、 わたしとの関係は少しも良くなるはずがない。 そんな罪滅ぼしが何だ。 風に揺られる葦のように頭を下げたり、 荒布をまとって灰をかぶったりすることを、 はたしてわたしが望んでいるだろうか。 わたしの喜ぶ断食とは、労働者を虐げるのをやめ、 公平な扱いをし、 彼らに正当な支払いをすることではないか。 空腹の者には食べ物を分け与え、 身寄りのない者、暮らしに困っている者を 家に迎えること、それがおまえに望むことだ。 寒さに震えている者には着物を着せ、 親族が助けを求めるなら助けを惜しまないことだ。」 このようにすれば、 神はあなたに輝かしい光を注ぎ、 あなたはいやされ、 神への思いが、あなたを導きます。 あなたの善良さがあなたの前を守る盾となり、 主の栄光があなたをうしろから支えます。 あなたが呼べば、「わたしはここにいる」と、 主はすぐに答えます。 あなたのすべきことは、 弱い者を虐げることをやめ、 偽りの告発をしたり悪質なうわさを流したりするのを やめることです。

イザヤ書 58:3-9 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

何故あなたはわたしたちの断食を顧みず 苦行しても認めてくださらなかったのか。 見よ、断食の日にお前たちはしたい事をし お前たちのために労する人々を追い使う。 見よ お前たちは断食しながら争いといさかいを起こし 神に逆らって、こぶしを振るう。 お前たちが今しているような断食によっては お前たちの声が天で聞かれることはない。 そのようなものがわたしの選ぶ断食 苦行の日であろうか。 葦のように頭を垂れ、粗布を敷き、灰をまくこと それを、お前は断食と呼び 主に喜ばれる日と呼ぶのか。 わたしの選ぶ断食とはこれではないか。 悪による束縛を断ち、軛の結び目をほどいて 虐げられた人を解放し、軛をことごとく折ること。 更に、飢えた人にあなたのパンを裂き与え さまよう貧しい人を家に招き入れ 裸の人に会えば衣を着せかけ 同胞に助けを惜しまないこと。 そうすれば、あなたの光は曙のように射し出で あなたの傷は速やかにいやされる。 あなたの正義があなたを先導し 主の栄光があなたのしんがりを守る。 あなたが呼べば主は答え あなたが叫べば 「わたしはここにいる」と言われる。 軛を負わすこと、指をさすこと 呪いの言葉をはくことを あなたの中から取り去るなら

イザヤ書 58:3-9 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

彼らは言う、『われわれが断食したのに、 なぜ、ごらんにならないのか。 われわれがおのれを苦しめたのに、 なぜ、ごぞんじないのか』と。 見よ、あなたがたの断食の日には、 おのが楽しみを求め、 その働き人をことごとくしえたげる。 見よ、あなたがたの断食するのは、 ただ争いと、いさかいのため、 また悪のこぶしをもって人を打つためだ。 きょう、あなたがたのなす断食は、 その声を上に聞えさせるものではない。 このようなものは、わたしの選ぶ断食であろうか。 人がおのれを苦しめる日であろうか。 そのこうべを葦のように伏せ、 荒布と灰とをその下に敷くことであろうか。 あなたは、これを断食ととなえ、 主に受けいれられる日と、となえるであろうか。 わたしが選ぶところの断食は、 悪のなわをほどき、くびきのひもを解き、 しえたげられる者を放ち去らせ、 すべてのくびきを折るなどの事ではないか。 また飢えた者に、あなたのパンを分け与え、 さすらえる貧しい者を、あなたの家に入れ、 裸の者を見て、これを着せ、 自分の骨肉に身を隠さないなどの事ではないか。 そうすれば、あなたの光が暁のようにあらわれ出て、 あなたは、すみやかにいやされ、 あなたの義はあなたの前に行き、 主の栄光はあなたのしんがりとなる。 また、あなたが呼ぶとき、主は答えられ、 あなたが叫ぶとき、 『わたしはここにおる』と言われる。 もし、あなたの中からくびきを除き、 指をさすこと、悪い事を語ることを除き、