イザヤ書 11:1-10
イザヤ書 11:1-10 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
エッサイの株から一つの芽が出、その根から一つの若枝が生えて実を結び、 その上に主の霊がとどまる。これは知恵と悟りの霊、深慮と才能の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。 彼は主を恐れることを楽しみとし、その目の見るところによって、さばきをなさず、その耳の聞くところによって、定めをなさず、 正義をもって貧しい者をさばき、公平をもって国のうちの柔和な者のために定めをなし、その口のむちをもって国を撃ち、そのくちびるの息をもって悪しき者を殺す。 正義はその腰の帯となり、忠信はその身の帯となる。 おおかみは小羊と共にやどり、ひょうは子やぎと共に伏し、子牛、若じし、肥えたる家畜は共にいて、小さいわらべに導かれ、 雌牛と熊とは食い物を共にし、牛の子と熊の子と共に伏し、ししは牛のようにわらを食い、 乳のみ子は毒蛇のほらに戯れ、乳離れの子は手をまむしの穴に入れる。 彼らはわが聖なる山のどこにおいても、そこなうことなく、やぶることがない。水が海をおおっているように、主を知る知識が地に満ちるからである。 その日、エッサイの根が立って、もろもろの民の旗となり、もろもろの国びとはこれに尋ね求め、その置かれる所に栄光がある。
イザヤ書 11:1-10 リビングバイブル (JCB)
ダビデ王の家系は切り倒されますが、 その切り株から新芽が生え、 そこから一本の若枝が出て、 その上に主の霊が宿ります。 それは知恵の霊、悟りの霊、助言と力の霊、 知識の霊、そして主を恐れる霊です。 この方は主に従うことを喜びとし、 外見や捏造された証拠、うわさによってさばかず、 貧しい人やさげすまれている人の味方になります。 反対に、このような人にひどい仕打ちをする 悪者どもには容赦しません。 公平と真実を身にまとっているからです。 その日には、狼と子羊がいっしょに休み、 ひょうと子やぎは大の仲良しになります。 子牛や丸々と太った家畜が ライオンの間にいても心配はなく、 小さい子どもがその群れを追って行きます。 牛は熊の間に入り込んで草を食べ、 その子らはじゃれ合い、 ライオンは牛のように草を食べます。 幼子が毒蛇の間をはい回ってもかまれず、 子どもは平気でまむしの巣に手を入れます。 主の聖なる山のどこででも、 傷つけたり危害を加えたりするものは 一つもありません。 水が海を満たすように、 主を知る知識が地にあふれるからです。 その日、エッサイの家から出て ダビデ王朝を開いたお方は、 全世界の人々の救いの旗となって翻ります。 この方のいる地は栄光のとどまる所となるので、 国々の民がこの方のもとへ集まります。
イザヤ書 11:1-10 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)
エッサイの株からひとつの芽が萌えいで その根からひとつの若枝が育ち その上に主の霊がとどまる。 知恵と識別の霊 思慮と勇気の霊 主を知り、畏れ敬う霊。 彼は主を畏れ敬う霊に満たされる。 目に見えるところによって裁きを行わず 耳にするところによって弁護することはない。 弱い人のために正当な裁きを行い この地の貧しい人を公平に弁護する。 その口の鞭をもって地を打ち 唇の勢いをもって逆らう者を死に至らせる。 正義をその腰の帯とし 真実をその身に帯びる。 狼は小羊と共に宿り 豹は子山羊と共に伏す。 子牛は若獅子と共に育ち 小さい子供がそれらを導く。 牛も熊も共に草をはみ その子らは共に伏し 獅子も牛もひとしく干し草を食らう。 乳飲み子は毒蛇の穴に戯れ 幼子は蝮の巣に手を入れる。 わたしの聖なる山においては 何ものも害を加えず、滅ぼすこともない。 水が海を覆っているように 大地は主を知る知識で満たされる。 その日が来れば エッサイの根は すべての民の旗印として立てられ 国々はそれを求めて集う。 そのとどまるところは栄光に輝く。
イザヤ書 11:1-10 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
エッサイの株から一つの芽が出、 その根から一つの若枝が生えて実を結び、 その上に主の霊がとどまる。 これは知恵と悟りの霊、深慮と才能の霊、 主を知る知識と主を恐れる霊である。 彼は主を恐れることを楽しみとし、 その目の見るところによって、さばきをなさず、 その耳の聞くところによって、定めをなさず、 正義をもって貧しい者をさばき、 公平をもって国のうちの 柔和な者のために定めをなし、 その口のむちをもって国を撃ち、 そのくちびるの息をもって悪しき者を殺す。 正義はその腰の帯となり、 忠信はその身の帯となる。 おおかみは小羊と共にやどり、 ひょうは子やぎと共に伏し、 子牛、若じし、肥えたる家畜は共にいて、 小さいわらべに導かれ、 雌牛と熊とは食い物を共にし、 牛の子と熊の子と共に伏し、 ししは牛のようにわらを食い、 乳のみ子は毒蛇のほらに戯れ、 乳離れの子は手をまむしの穴に入れる。 彼らはわが聖なる山のどこにおいても、 そこなうことなく、やぶることがない。 水が海をおおっているように、 主を知る知識が地に満ちるからである。 その日、エッサイの根が立って、もろもろの民の旗となり、もろもろの国びとはこれに尋ね求め、その置かれる所に栄光がある。