創世記 8:3-16
創世記 8:3-16 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
それで水はしだいに地の上から引いて、百五十日の後には水が減り、 箱舟は七月十七日にアララテの山にとどまった。 水はしだいに減って、十月になり、十月一日に山々の頂が現れた。 四十日たって、ノアはその造った箱舟の窓を開いて、 からすを放ったところ、からすは地の上から水がかわききるまで、あちらこちらへ飛びまわった。 ノアはまた地のおもてから、水がひいたかどうかを見ようと、彼の所から、はとを放ったが、 はとは足の裏をとどめる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰ってきた。水がまだ全地のおもてにあったからである。彼は手を伸べて、これを捕え、箱舟の中の彼のもとに引き入れた。 それから七日待って再びはとを箱舟から放った。 はとは夕方になって彼のもとに帰ってきた。見ると、そのくちばしには、オリブの若葉があった。ノアは地から水がひいたのを知った。 さらに七日待ってまた、はとを放ったところ、もはや彼のもとには帰ってこなかった。 六百一歳の一月一日になって、地の上の水はかれた。ノアが箱舟のおおいを取り除いて見ると、土のおもては、かわいていた。 二月二十七日になって、地は全くかわいた。 この時、神はノアに言われた、 「あなたは妻と、子らと、子らの妻たちと共に箱舟を出なさい。
創世記 8:3-16 リビングバイブル (JCB)
降り始めてから百五十日目に水は少しずつ引いていき、とうとう船はアララテ山の頂に止まりました。 日に日に水位は下がり、三か月後にはほかの山々も姿を現し始めました。 水が引き始めてから四十日目、ノアは天窓を開いて、 からすを放しました。からすは、地面が乾くまであちこちを飛び回っていました。 しばらくしてノアは、今度は鳩を放し、乾いた土地を捜させました。 けれども鳩は下り立つ所が見つからず、ノアのもとへ帰って来ました。水がまだ全地を覆っていたからです。ノアは腕を伸ばし、鳩を船の中に入れました。 それから七日後、ノアはまた鳩を飛ばしてみました。 夕方ごろ戻った鳩を見ると、オリーブの若葉をくわえています。それで、水がかなり引いたことがわかりました。 さらに一週間後にもう一度放してみると、鳩はそれきり戻りませんでした。 そのあと、さらに三十日ほどたちました。ノアが船の屋根を取って外を見渡してみると、もう水は引いています。 しんぼう強く、さらに八週間待つうちに、とうとう地面はすっかり乾きました。 神はノアに言いました。「さあ、家族といっしょに外に出なさい。
創世記 8:3-16 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)
水は地上からひいて行った。百五十日の後には水が減って、 第七の月の十七日に箱舟はアララト山の上に止まった。 水はますます減って第十の月になり、第十の月の一日には山々の頂が現れた。 四十日たって、ノアは自分が造った箱舟の窓を開き、 烏を放した。烏は飛び立ったが、地上の水が乾くのを待って、出たり入ったりした。 ノアは鳩を彼のもとから放して、地の面から水がひいたかどうかを確かめようとした。 しかし、鳩は止まる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰って来た。水がまだ全地の面を覆っていたからである。ノアは手を差し伸べて鳩を捕らえ、箱舟の自分のもとに戻した。 更に七日待って、彼は再び鳩を箱舟から放した。 鳩は夕方になってノアのもとに帰って来た。見よ、鳩はくちばしにオリーブの葉をくわえていた。ノアは水が地上からひいたことを知った。 彼は更に七日待って、鳩を放した。鳩はもはやノアのもとに帰って来なかった。 ノアが六百一歳のとき、最初の月の一日に、地上の水は乾いた。ノアは箱舟の覆いを取り外して眺めた。見よ、地の面は乾いていた。 第二の月の二十七日になると、地はすっかり乾いた。 神はノアに仰せになった。 「さあ、あなたもあなたの妻も、息子も嫁も、皆一緒に箱舟から出なさい。
創世記 8:3-16 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
それで水はしだいに地の上から引いて、百五十日の後には水が減り、 箱舟は七月十七日にアララテの山にとどまった。 水はしだいに減って、十月になり、十月一日に山々の頂が現れた。 四十日たって、ノアはその造った箱舟の窓を開いて、 からすを放ったところ、からすは地の上から水がかわききるまで、あちらこちらへ飛びまわった。 ノアはまた地のおもてから、水がひいたかどうかを見ようと、彼の所から、はとを放ったが、 はとは足の裏をとどめる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰ってきた。水がまだ全地のおもてにあったからである。彼は手を伸べて、これを捕え、箱舟の中の彼のもとに引き入れた。 それから七日待って再びはとを箱舟から放った。 はとは夕方になって彼のもとに帰ってきた。見ると、そのくちばしには、オリブの若葉があった。ノアは地から水がひいたのを知った。 さらに七日待ってまた、はとを放ったところ、もはや彼のもとには帰ってこなかった。 六百一歳の一月一日になって、地の上の水はかれた。ノアが箱舟のおおいを取り除いて見ると、土のおもては、かわいていた。 二月二十七日になって、地は全くかわいた。 この時、神はノアに言われた、 「あなたは妻と、子らと、子らの妻たちと共に箱舟を出なさい。