伝道の書 7:1-13

伝道の書 7:1-13 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

良き名は良き油にまさり、死ぬる日は生るる日にまさる。 悲しみの家にはいるのは、宴会の家にはいるのにまさる。死はすべての人の終りだからである。生きている者は、これを心にとめる。 悲しみは笑いにまさる。顔に憂いをもつことによって、心は良くなるからである。 賢い者の心は悲しみの家にあり、愚かな者の心は楽しみの家にある。 賢い者の戒めを聞くのは、愚かな者の歌を聞くのにまさる。 愚かな者の笑いはかまの下に燃えるいばらの音のようである。これもまた空である。 たしかに、しえたげは賢い人を愚かにし、まいないは人の心をそこなう。 事の終りはその初めよりも良い。耐え忍ぶ心は、おごり高ぶる心にまさる。 気をせきたてて怒るな。怒りは愚かな者の胸に宿るからである。 「昔が今よりもよかったのはなぜか」と言うな。あなたがこれを問うのは知恵から出るのではない。 知恵に財産が伴うのは良い。それは日を見る者どもに益がある。 知恵が身を守るのは、金銭が身を守るようである。しかし、知恵はこれを持つ者に生命を保たせる。これが知識のすぐれた所である。 神のみわざを考えみよ。神の曲げられたものを、だれがまっすぐにすることができるか。

伝道の書 7:1-13 リビングバイブル (JCB)

良い評判を得ることは、 最高級の香水より値打ちがあり、 死ぬ日は生まれた日より大切である。 宴会に顔を出すより、 葬式に列席するほうがよい。 やがて死ぬわけだから、 生きているうちに死について考えるのは良いことだ。 悲しみは笑いにまさっている。 悲しみは、私たちの心から 不純物を取り除く効果があるからだ。 知恵ある者は死についてじっくり考えるが、 愚か者はどうしたら今 愉快に過ごせるかだけを考える。 愚か者からちやほやされるより、 知恵ある者に痛烈な批評を受けるほうが良い。 愚か者のお世辞は、火にくべた紙切れのように、 何の役にも立たない。 そんなものに心を動かすのは、 なんとむなしいことか。 知恵ある者も、わいろによって愚かな者になる。 わいろは人の判断力を麻痺させるからだ。 終わりは初めにまさっている。 忍耐は高慢にまさっている。 短気を起こしてはならない。 短気は愚か者の特徴だからだ。 過ぎ去った昔の栄光に未練を残してはいけない。 ほんとうに昔が今より良かったか、わからないからだ。 知恵ある者になることは、金持ちになるのと同じくらい いや、それ以上の価値がある。 知恵からでも金銭からでも、 利益を上げることができる。 しかし賢くなることのほうが、 多くの利点がある。 神のすることに目を留め、それに従いなさい。神が決めたことを変えることなどできません。

伝道の書 7:1-13 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

良き名は良き油にまさり、 死ぬる日は生るる日にまさる。 悲しみの家にはいるのは、 宴会の家にはいるのにまさる。 死はすべての人の終りだからである。 生きている者は、これを心にとめる。 悲しみは笑いにまさる。 顔に憂いをもつことによって、 心は良くなるからである。 賢い者の心は悲しみの家にあり、 愚かな者の心は楽しみの家にある。 賢い者の戒めを聞くのは、 愚かな者の歌を聞くのにまさる。 愚かな者の笑いは かまの下に燃えるいばらの音のようである。 これもまた空である。 たしかに、しえたげは賢い人を愚かにし、 まいないは人の心をそこなう。 事の終りはその初めよりも良い。 耐え忍ぶ心は、おごり高ぶる心にまさる。 気をせきたてて怒るな。 怒りは愚かな者の胸に宿るからである。 「昔が今よりもよかったのはなぜか」と言うな。 あなたがこれを問うのは知恵から出るのではない。 知恵に財産が伴うのは良い。 それは日を見る者どもに益がある。 知恵が身を守るのは、金銭が身を守るようである。 しかし、知恵はこれを持つ者に生命を保たせる。 これが知識のすぐれた所である。 神のみわざを考えみよ。 神の曲げられたものを、 だれがまっすぐにすることができるか。

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