伝道の書 12:4-14
伝道の書 12:4-14 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
町の門は閉ざされる。その時ひきこなす音は低くなり、人は鳥の声によって起きあがり、歌の娘たちは皆、低くされる。 彼らはまた高いものを恐れる。恐ろしいものが道にあり、あめんどうは花咲き、いなごはその身をひきずり歩き、その欲望は衰え、人が永遠の家に行こうとするので、泣く人が、ちまたを歩きまわる。 その後、銀のひもは切れ、金の皿は砕け、水がめは泉のかたわらで破れ、車は井戸のかたわらで砕ける。 ちりは、もとのように土に帰り、霊はこれを授けた神に帰る。 伝道者は言う、「空の空、いっさいは空である」と。 さらに伝道者は知恵があるゆえに、知識を民に教えた。彼はよく考え、尋ねきわめ、あまたの箴言をまとめた。 伝道者は麗しい言葉を得ようとつとめた。また彼は真実の言葉を正しく書きしるした。 知者の言葉は突き棒のようであり、またよく打った釘のようなものであって、ひとりの牧者から出た言葉が集められたものである。 わが子よ、これら以外の事にも心を用いよ。多くの書を作れば際限がない。多く学べばからだが疲れる。 事の帰する所は、すべて言われた。すなわち、神を恐れ、その命令を守れ。これはすべての人の本分である。 神はすべてのわざ、ならびにすべての隠れた事を善悪ともにさばかれるからである。
伝道の書 12:4-14 リビングバイブル (JCB)
歯がなくなったら、物を食べるときは口を開かないようにしなさい。鳥がさえずり始める朝早く目が覚めても、耳が遠くて聞こえず、声もしわがれてきます。 あなたは白髪でしわだらけの老人となり、高い所を怖がり、転ぶことを心配しながら足を引きずって歩きます。性欲もなく、死の門のそばに立ち、死んだ人を嘆く者のように永遠の家へと近づいて行きます。 もう一度言います。あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えなさい。銀色のいのちのひもが切れ、金の器が壊れ、水がめが泉のそばで壊れ、滑車が井戸のそばで壊れてしまう前に。 やがて、ちりは元の地に帰り、たましいは、これを授けた神のもとに帰ります。 伝道者は言います。すべて何もかもむなしい、と。 しかし、伝道者は知恵があったので、自分の知っていることを全部人に教えました。また、さまざまの人生訓を集め、それを分類しました。 知恵があっただけでなく、優れた教師でもあったからです。伝道者は人々に、自分の知っていることを興味深く教えました。 知恵ある人のことばは、家畜を追い立てる突き棒のようなものです。大切な真理を逃しません。教師の語ることを身につける学生は賢い学生です。 若い人よ、注意しなさい。人の意見には際限がありません。それを全部学ぼうと思うなら、いつになっても終わりがなく、疲れ果ててしまいます。 これが私の最終的な結論です。神を恐れ、その命令に従いなさい。これこそ人間の本分です。 神は私たちのすることをすべて、隠れたこともすべて、善も悪も、みなさばくのです。
伝道の書 12:4-14 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)
通りでは門が閉ざされ、粉ひく音はやむ。 鳥の声に起き上がっても、歌の節は低くなる。 人は高いところを恐れ、道にはおののきがある。 アーモンドの花は咲き、いなごは重荷を負い アビヨナは実をつける。 人は永遠の家へ去り、泣き手は町を巡る。 白銀の糸は断たれ、黄金の鉢は砕ける。 泉のほとりに壺は割れ、井戸車は砕けて落ちる。 塵は元の大地に帰り、霊は与え主である神に帰る。 なんと空しいことか、とコヘレトは言う。 すべては空しい、と。 コヘレトは知恵を深めるにつれて、より良く民を教え、知識を与えた。多くの格言を吟味し、研究し、編集した。 コヘレトは望ましい語句を探し求め、真理の言葉を忠実に記録しようとした。 賢者の言葉はすべて、突き棒や釘。 ただひとりの牧者に由来し、収集家が編集した。 それらよりもなお、わが子よ、心せよ。 書物はいくら記してもきりがない。 学びすぎれば体が疲れる。 すべてに耳を傾けて得た結論。 「神を畏れ、その戒めを守れ。」 これこそ、人間のすべて。 神は、善をも悪をも 一切の業を、隠れたこともすべて 裁きの座に引き出されるであろう。
伝道の書 12:4-14 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
町の門は閉ざされる。その時ひきこなす音は低くなり、人は鳥の声によって起きあがり、歌の娘たちは皆、低くされる。 彼らはまた高いものを恐れる。恐ろしいものが道にあり、あめんどうは花咲き、いなごはその身をひきずり歩き、その欲望は衰え、人が永遠の家に行こうとするので、泣く人が、ちまたを歩きまわる。 その後、銀のひもは切れ、金の皿は砕け、水がめは泉のかたわらで破れ、車は井戸のかたわらで砕ける。 ちりは、もとのように土に帰り、霊はこれを授けた神に帰る。 伝道者は言う、「空の空、いっさいは空である」と。 さらに伝道者は知恵があるゆえに、知識を民に教えた。彼はよく考え、尋ねきわめ、あまたの箴言をまとめた。 伝道者は麗しい言葉を得ようとつとめた。また彼は真実の言葉を正しく書きしるした。 知者の言葉は突き棒のようであり、またよく打った釘のようなものであって、ひとりの牧者から出た言葉が集められたものである。 わが子よ、これら以外の事にも心を用いよ。多くの書を作れば際限がない。多く学べばからだが疲れる。 事の帰する所は、すべて言われた。すなわち、神を恐れ、その命令を守れ。これはすべての人の本分である。 神はすべてのわざ、ならびにすべての隠れた事を善悪ともにさばかれるからである。