伝道の書 10:1-7
伝道の書 10:1-7 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
死んだはえは、香料を造る者のあぶらを臭くし、少しの愚痴は知恵と誉よりも重い。 知者の心は彼を右に向けさせ、愚者の心は左に向けさせる。 愚者は道を行く時、思慮が足りない、自分の愚かなことをすべての人に告げる。 つかさたる者があなたに向かって立腹しても、あなたの所を離れてはならない。温順は大いなるとがを和らげるからである。 わたしは日の下に一つの悪のあるのを見た。それはつかさたる者から出るあやまちに似ている。 すなわち愚かなる者が高い地位に置かれ、富める者が卑しい所に座している。 わたしはしもべたる者が馬に乗り、君たる者が奴隷のように徒歩であるくのを見た。
伝道の書 10:1-7 リビングバイブル (JCB)
死んだハエは香水さえ臭くし、 ほんの少しの失敗は 多くの知恵と名誉をだいなしにする。 知恵ある者は正しい道に足を向け、 愚か者は悪の道に向かう。 どこを歩くかで、 その人が賢いのか愚かなのかがわかる。 上司にしかられても、職場を放棄してはいけません。 冷静な態度は、相手の不きげんをなだめます。 世の中の移り変わりを見ていると、 もう一つの悪が目についた。 王や支配者たちの嘆かわしい有様だ。 愚か者に大きな権威が与えられているのに、 富む者に当然と思える社会的地位さえ 与えられていないことがある。 また、召使が馬にまたがり、 君主が召使のように歩いている姿を見た。
伝道の書 10:1-7 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)
死んだ蠅は香料作りの香油を腐らせ、臭くする。 僅かな愚行は知恵や名誉より高くつく。 賢者の心は右へ、愚者の心は左へ。 愚者は道行くときすら愚かで だれにでも自分は愚者だと言いふらす。 主人の気持があなたに対してたかぶっても その場を離れるな。 落ち着けば、大きな過ちも見逃してもらえる。 太陽の下に、災難なことがあるのを見た。 君主の誤りで 愚者が甚だしく高められるかと思えば 金持ちが身を低くして座す。 奴隷が馬に乗って行くかと思えば 君侯が奴隷のように徒歩で行く。
伝道の書 10:1-7 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
死んだはえは、香料を造る者の あぶらを臭くし、 少しの愚痴は知恵と誉よりも重い。 知者の心は彼を右に向けさせ、 愚者の心は左に向けさせる。 愚者は道を行く時、思慮が足りない、 自分の愚かなことをすべての人に告げる。 つかさたる者があなたに向かって立腹しても、 あなたの所を離れてはならない。 温順は大いなるとがを和らげるからである。 わたしは日の下に一つの悪のあるのを見た。それはつかさたる者から出るあやまちに似ている。 すなわち愚かなる者が高い地位に置かれ、富める者が卑しい所に座している。 わたしはしもべたる者が馬に乗り、君たる者が奴隷のように徒歩であるくのを見た。