伝道の書 1:7-9
伝道の書 1:7-9 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
川はみな、海に流れ入る、しかし海は満ちることがない。川はその出てきた所にまた帰って行く。 すべての事は人をうみ疲れさせる、人はこれを言いつくすことができない。目は見ることに飽きることがなく、耳は聞くことに満足することがない。 先にあったことは、また後にもある、先になされた事は、また後にもなされる。日の下には新しいものはない。
シェア
伝道の書 1 を読む伝道の書 1:3-11 リビングバイブル (JCB)
人はあくせく働いた報酬として、 何を手に入れるというのか。 一つの時代が去り、新しい時代が来るが、 少しも変わらない。 太陽は昇っては沈み、また昇ろうと、 急ぎ元の所に帰って行く。 風は南に吹き、北に吹き、あちこち向きを変えるが、 結局行き着く所はない。 川は海に注ぐが、 海は決してあふれることはない。 水は再び川に戻り、また海に流れて行く。 何もかも、くり返すばかりで、 あきあきする。 どれだけ見ていても満足できない。 どれだけ聞いても、 もうこれで良いということはない。 歴史はくり返すだけ。 ほんとうに新しいものなど何もない。 新しいように見えても、必ず前例があるか、すでに言い古されたものです。何か、「これは新しいものだ」と指摘できるものがあるでしょうか。それがずっと昔になかったと、どうしてわかるのですか。私たちは、先の時代にどんなことが起こったのか忘れてしまいます。そればかりか、のちの時代になれば、私たちが今していることを、だれも覚えていないのです。
シェア
伝道の書 1 を読む