ハカルヤの子ネヘミヤの記録―― ペルシヤのアルタシャスタ王の時代、第二十年の第三の月のこと、私はシュシャンの宮殿で王に仕えていましたが、 そこにハナニという名の同胞が、ユダヤから来た人々といっしょに訪ねて来ました。この時とばかり、私はエルサレムの様子を尋ねてみました。「捕囚の地からエルサレムに戻った人々は元気にやっていますか。」 「実は、大変な目に会っています。城壁はくずされたまま、門も焼き払われたままです。」 私はそれを聞いて、座りこんで泣きました。そしてそれから何日も断食して、天の神にひたすら祈り続けました。 「ああ、主なる神様。あなたを愛し、あなたに従う者に対して約束されたことを果たし、愛と思いやりを示してくださる、畏れかしこむべき神様。どうか、この祈りをお聞きください。
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