マタイの福音書 2:13-21

マタイの福音書 2:13-21 JCB

彼らが帰ったあと、天使が夢でヨセフに現れて言いました。「起きなさい。子どもとその母を連れて、エジプトに逃げるのです。そして、私が帰れと言うまで、ずっとそこにいなさい。ヘロデがこの子を殺そうとしています。」 ヨセフは、マリヤと幼子を連れて、その夜のうちにエジプトへ旅立ちました。 そして、ヘロデ大王が死ぬまでそこに住みました。こうして、「わたしは、わたしの子をエジプトから呼び出した」という預言者のことばが実現することになったのです。 ヘロデは天文学者たちにだまされたとわかると、怒り狂い、すぐさまベツレヘムに軍兵をやって、町とその近辺に住む二歳以下の男の子を一人残らず殺せ、と命じました。というのは、学者たちが、その星は二年前に現れたと言っていたからです。 ヘロデのこの残忍な行為によって、エレミヤの次の預言が実現しました。 「ラマから声が聞こえる。 苦しみの叫びと、大きな泣き声が。 ラケルが子どもたちのために泣いている。 だれも彼女を慰めることができない。 子どもたちは死んでしまったのだから。」 ヘロデ大王が死ぬと、エジプトに住むヨセフの夢に天使が現れ、 「さあ、子どもとその母を連れてイスラエルに帰りなさい。子どもを殺そうとしていた者たちは死んだから」と言いました。 そこでヨセフは、イエスとマリヤを連れて、すぐイスラエルに帰りました。

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