ロトは、ヨルダン川周辺の水に恵まれた肥沃な平野をじっと見つめました。まだソドムとゴモラの町が神に滅ぼされる前だったので、そこは、まるでエデンの園のように見えました。エジプトやツォアル近辺の美しい田園にも似ています。 ロトはその土地を選びました。東部一帯に広がるヨルダン渓谷の低地です。彼は家畜と使用人を連れてそこへ行くことにし、アブラムはカナンの地に残りました。二人はこうして別れました。 ロトは平野に下って、ソドムの町の近くに住みつきましたが、 ソドムの住民はひどく質が悪く、主に背くようなことばかりしていました。 ロトが行ってしまうと、主はアブラムに言いました。「さあ、四方を見渡しなさい。目の届く限り、遠くまでよく見るのだ。 その土地をすべて、あなたとあなたの子孫に与えよう。 わたしはあなたの子孫を増やそう。海辺の砂のように、数えきれないほどの数に。 さあ、出かけて行き、やがてあなたのものになるこの新しい土地をよく調べるのだ。」 アブラムはヘブロンに近いマムレの樫の木のそばに移り、そこで主のために祭壇を築きました。
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