出エジプト記 7:1-13

出エジプト記 7:1-13 JCB

主はモーセに言いました。「あなたをわたしの使者として、エジプトの王ファラオのもとへ遣わす。兄アロンがあなたの代わりに話す。 あなたはわたしから聞いたとおりをアロンに話し、それを彼がファラオに伝えればよい。イスラエル人をエジプトから行かせるように要求するのだ。 ファラオは簡単には承知しないので、わたしはエジプトで数々の奇跡を行う。 それでも、彼はなかなか言うことを聞かないだろう。そこで最後に、大きな災いを送って痛めつけ、そのあとで、わたしの民を救い出す。 その力を目の当たりにする時、エジプト人は、わたしがほんとうに主であることをはっきりと知るだろう。」 モーセとアロンは、主の命令どおりにしました。 その時、モーセは八十歳、アロンは八十三歳でした。 主はさらにモーセとアロンに言いました。 「ファラオは、神から遣わされた証拠に奇跡を見せろと要求するだろう。その時、アロンはこの杖を投げるのだ。それはすぐさま蛇に変わる。」 モーセとアロンは宮殿に出かけて行ってファラオと面会し、奇跡を行いました。主に教えられたとおり、ファラオをはじめ居並ぶ家臣たちの前でアロンが杖を投げると、たちまち蛇になったのです。 王も負けじと、魔術を行う呪術師を呼び寄せ、彼らも魔法で同じことをしました。 彼らの杖も蛇に変わりましたが、その蛇はアロンの蛇にのみ込まれてしまいました。 それでもファラオは、頑としてモーセの言うことを聞こうとしません。

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