翌朝、長官たちは警吏たちをよこして、「あの者たちを釈放せよ」と通告してきました。 そこで看守は、パウロに、「お二人とも自由の身です」と伝えました。 ところがパウロは、警吏たちにこう答えたのです。「とんでもないことです。あの人たちは、裁判もしないで、いきなり私たちを公衆の面前でむち打ち、そのあげく投獄したのですよ。私たちは、れっきとしたローマ市民だというのに。それを今さら、こっそり釈放してすまそうとするとは……。長官自身がやって来て、釈放するべきではありませんか。」 警吏たちは、パウロのことばを長官たちに伝えました。パウロとシラスがローマ市民だと聞いた時の、彼らの驚きようといったらありません。命が危うくなるかもしれないのです。 すぐに牢獄に駆けつけ、「どうか、ここから出てください」と平身低頭でわび、二人を外に出して、町から立ち去ってほしいと頼みました。 パウロとシラスはルデヤの家に戻り、信者たちに会ってもう一度話をし、町をあとにしました。
使徒の働き 16 を読む
聞く 使徒の働き 16
シェア
全ての訳を比較する: 使徒の働き 16:35-40
聖句を保存したり、聖書をオフラインで読んだり、ティーチングクリップをみたりできます!
ホーム
聖書
読書プラン
ビデオ