ペテロの手紙Ⅰ 3:3-14

ペテロの手紙Ⅰ 3:3-14 JCB

宝石やぜいたくな着物や、きれいな髪形で外見を美しく見せようとするよりも、 むしろ、やさしく、おだやかな心の持ち主となり、いつまでも色あせない魅力で、自分の内面を美しく飾りなさい。これこそ、神の目に価値あるものです。 昔の敬虔な女性たちもこのような美しさを身につけ、夫に従っていたのです。 たとえばサラは、夫アブラハムを「主」と呼んで、彼に従いました。このサラに見ならいなさい。そうすれば、サラの信仰を受け継ぎ、正しい行いをすることになるのです。 同じように夫も、妻を心にかけなさい。女性が男性よりも弱い者であることを意識して、いたわりなさい。神の祝福は、妻と共に受け継ぐべきものだと心得なさい。もし妻に対する態度が誤っていれば、あなたがたの祈りはむなしいものとなります。 あなたがた一同に言います。家族の一員としてお互いに思いやり、やさしい心と謙遜な思いで愛し合いなさい。 人からの悪意に報復するのはやめなさい。侮辱されたからといって、口ぎたなくののしり返してはいけません。かえって、その人のために神の祝福を祈りなさい。あなたがたは、神の祝福を分け合う者とされているのです。 幸福な生涯を送りたいなら、舌を抑えて、くちびるからうそが出ないようにしなさい。 悪から遠ざかって、善を行いなさい。平和を追い求めて手に入れなさい。 主は常に、自分の子どもたちを守り、その祈りに耳を傾けてくださいます。しかし悪を働く者には、主のきびしい顔が向けられているのです。 善を行いたいと願うあなたがたに、だれが害を加えるでしょう。 かりにそのようなことがあっても、幸いと思いなさい。神があなたがたに報いてくださるからです。