列王記Ⅰ 11:1-8

列王記Ⅰ 11:1-8 JCB

ソロモン王は、エジプトの王女のほかにも多くの女を妻にしました。その多くは偶像を礼拝していたモアブ、アモン、エドム、シドン、およびヘテ出身の女でした。 主はかねてからご自分の民に、これらの国々の者と結婚してはならないと、はっきり教えていました。それをすれば、イスラエルの男と結婚した外国の女は、彼らの心を自分たちの神々に向かわせるようになるからです。それなのに、王は外国の女たちと結婚したのです。 その数、妻が七百人、そばめが三百人で、はたして、彼女たちは王の心を主から離れさせました。 特に王の晩年、彼女たちは、王が父ダビデのように完全に主に信頼することを妨げ、自分たちの神々を拝むように仕向けたのです。 王はシドン人の女神アシュタロテと、アモン人のあの残酷野蛮な神ミルコムに従いました。 王ははっきり悪いとわかっていることを行い、父ダビデのようには、主に従おうとはしていませんでした。 王はまた、モアブ人の邪悪な神ケモシュと、アモン人の嫌悪すべき神モレク(ミルコム)のために、エルサレムの東の谷を越えたオリーブ山の上に礼拝所を建てました。 また外国人の妻たちにも、彼女たちがそれぞれの神々に香をたき、いけにえをささげられるように、多くの礼拝所を建ててやりました。

Video for 列王記Ⅰ 11:1-8