コリント人への手紙Ⅰ 15:42-49

コリント人への手紙Ⅰ 15:42-49 JCB

同じように、死んだら朽ち果てる、私たちの地上の体は、復活の時に与えられる体とは異なったものです。復活の体は決して死にません。 いま持っている体は、病気や死で私たちを悩ませます。しかし復活の時には、それは栄光に満ちたものとなるのです。確かに、今は死ぬべき弱い体ですが、復活の時には力にあふれた体となるのです。 そして、今は死ぬべき人間の肉体にすぎませんが、復活の時には、神から与えられる霊の体になります。自然のままの肉体があるように、神からの霊の体も存在するのです。 聖書には、「最初の人アダムは、生きたものとなった」と書いてありますが、キリストは、いのちを与える方となられたのです。 初めはこのような体をまとっている私たちも、後には、霊の体を与えられます。 アダムは地上の土から造られた者ですが、キリストは天から来られた方です。 人間はだれでも、アダムと同じ土の体を持っています。しかし、キリストのものとなった人はみな、キリストと同じ、天から与えられる体を持つようになるのです。 今アダムと同じ体を持っている私たちは、そのように、いつの日かキリストと同じ体を持つのです。