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ヨハネによる福音書 7:1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24

ヨハネによる福音書 7:1 口語訳

そののち、イエスはガリラヤを巡回しておられた。ユダヤ人たちが自分を殺そうとしていたので、ユダヤを巡回しようとはされなかった。

ヨハネによる福音書 7:2 口語訳

時に、ユダヤ人の仮庵の祭が近づいていた。

ヨハネによる福音書 7:3 口語訳

そこで、イエスの兄弟たちがイエスに言った、「あなたがしておられるわざを弟子たちにも見せるために、ここを去りユダヤに行ってはいかがです。

ヨハネによる福音書 7:4 口語訳

自分を公けにあらわそうと思っている人で、隠れて仕事をするものはありません。あなたがこれらのことをするからには、自分をはっきりと世にあらわしなさい」。

ヨハネによる福音書 7:5 口語訳

こう言ったのは、兄弟たちもイエスを信じていなかったからである。

ヨハネによる福音書 7:6 口語訳

そこでイエスは彼らに言われた、「わたしの時はまだきていない。しかし、あなたがたの時はいつも備わっている。

ヨハネによる福音書 7:8 口語訳

あなたがたこそ祭に行きなさい。わたしはこの祭には行かない。わたしの時はまだ満ちていないから」。

ヨハネによる福音書 7:9 口語訳

彼らにこう言って、イエスはガリラヤにとどまっておられた。

ヨハネによる福音書 7:10 口語訳

しかし、兄弟たちが祭に行ったあとで、イエスも人目にたたぬように、ひそかに行かれた。

ヨハネによる福音書 7:11 口語訳

ユダヤ人らは祭の時に、「あの人はどこにいるのか」と言って、イエスを捜していた。

ヨハネによる福音書 7:12 口語訳

群衆の中に、イエスについていろいろとうわさが立った。ある人々は、「あれはよい人だ」と言い、他の人々は、「いや、あれは群衆を惑わしている」と言った。

ヨハネによる福音書 7:13 口語訳

しかし、ユダヤ人らを恐れて、イエスのことを公然と口にする者はいなかった。

ヨハネによる福音書 7:14 口語訳

祭も半ばになってから、イエスは宮に上って教え始められた。

ヨハネによる福音書 7:15 口語訳

すると、ユダヤ人たちは驚いて言った、「この人は学問をしたこともないのに、どうして律法の知識をもっているのだろう」。

ヨハネによる福音書 7:16 口語訳

そこでイエスは彼らに答えて言われた、「わたしの教はわたし自身の教ではなく、わたしをつかわされたかたの教である。

ヨハネによる福音書 7:17 口語訳

神のみこころを行おうと思う者であれば、だれでも、わたしの語っているこの教が神からのものか、それとも、わたし自身から出たものか、わかるであろう。

ヨハネによる福音書 7:18 口語訳

自分から出たことを語る者は、自分の栄光を求めるが、自分をつかわされたかたの栄光を求める者は真実であって、その人の内には偽りがない。

ヨハネによる福音書 7:19 口語訳

モーセはあなたがたに律法を与えたではないか。それだのに、あなたがたのうちには、その律法を行う者がひとりもない。あなたがたは、なぜわたしを殺そうと思っているのか」。

ヨハネによる福音書 7:20 口語訳

群衆は答えた、「あなたは悪霊に取りつかれている。だれがあなたを殺そうと思っているものか」。

ヨハネによる福音書 7:21 口語訳

イエスは彼らに答えて言われた、「わたしが一つのわざをしたところ、あなたがたは皆それを見て驚いている。

ヨハネによる福音書 7:22 口語訳

モーセはあなたがたに割礼を命じたので、(これは、実は、モーセから始まったのではなく、先祖たちから始まったものである)あなたがたは安息日にも人に割礼を施している。

ヨハネによる福音書 7:23 口語訳

もし、モーセの律法が破られないように、安息日であっても割礼を受けるのなら、安息日に人の全身を丈夫にしてやったからといって、どうして、そんなにおこるのか。

ヨハネによる福音書 7:24 口語訳

うわべで人をさばかないで、正しいさばきをするがよい」。