創世記 35:13-29

創世記 35:13-29 口語訳

神は彼と語っておられたその場所から彼を離れてのぼられた。 そこでヤコブは神が自分と語られたその場所に、一本の石の柱を立て、その上に灌祭をささげ、また油を注いだ。 そしてヤコブは神が自分と語られたその場所をベテルと名づけた。 こうして彼らはベテルを立ったが、エフラタに行き着くまでに、なお隔たりのある所でラケルは産気づき、その産は重かった。 その難産に当って、産婆は彼女に言った、「心配することはありません。今度も男の子です」。 彼女は死にのぞみ、魂の去ろうとする時、子の名をベノニと呼んだ。しかし、父はこれをベニヤミンと名づけた。 ラケルは死んでエフラタ、すなわちベツレヘムの道に葬られた。 ヤコブはその墓に柱を立てた。これはラケルの墓の柱であって、今日に至っている。 イスラエルはまた、いで立ってミグダル・エダルの向こうに天幕を張った。 イスラエルがその地に住んでいた時、ルベンは父のそばめビルハのところへ行って、これと寝た。イスラエルはこれを聞いた。 さてヤコブの子らは十二人であった。 すなわちレアの子らはヤコブの長子ルベンとシメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン。 ラケルの子らはヨセフとベニヤミン。 ラケルのつかえめビルハの子らはダンとナフタリ。 レアのつかえめジルパの子らはガドとアセル。これらはヤコブの子らであって、パダンアラムで彼に生れた者である。 ヤコブはキリアテ・アルバ、すなわちヘブロンのマムレにいる父イサクのもとへ行った。ここはアブラハムとイサクとが寄留した所である。 イサクの年は百八十歳であった。 イサクは年老い、日満ちて息絶え、死んで、その民に加えられた。その子エサウとヤコブとは、これを葬った。

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