歴代誌下 15:1-12

歴代誌下 15:1-12 口語訳

時に神の霊がオデデの子アザリヤに臨んだので、 彼は出ていってアサを迎え、これに言った、「アサおよびユダとベニヤミンの人々よ、わたしに聞きなさい。あなたがたが主と共におる間は、主もあなたがたと共におられます。あなたがたが、もし彼を求めるならば、彼に会うでしょう。しかし、彼を捨てるならば、彼もあなたがたを捨てられるでしょう。 そもそも、イスラエルには長い間、まことの神がなく、教をなす祭司もなく、律法もなかった。 しかし、悩みの時、彼らがイスラエルの神、主に立ち返り、彼を求めたので彼に会った。 そのころは、出る者にも入る者にも、平安がなく、大いなる騒乱が国々のすべての住民を悩ました。 国は国に、町は町に撃ち砕かれた。神がもろもろの悩みをもって彼らを苦しめられたからです。 しかしあなたがたは勇気を出しなさい。手を弱くしてはならない。あなたがたのわざには報いがあるからです」。 アサはこれらの言葉すなわちオデデの子アザリヤの預言を聞いて勇気を得、憎むべき偶像をユダとベニヤミンの全地から除き、また彼がエフライムの山地で得た町々から除き、主の宮の廊の前にあった主の祭壇を再興した。 彼はまたユダとベニヤミンの人々およびエフライム、マナセ、シメオンから来て、彼らの間に寄留していた者を集めた。その神、主がアサと共におられるのを見て、イスラエルからアサのもとに下った者が多くあったからである。 彼らはアサの治世の十五年の三月にエルサレムに集まり、 携えてきたぶんどり物のうちから牛七百頭、羊七千頭をその日主にささげた。 そして彼らは契約を結び、心をつくし、精神をつくして先祖の神、主を求めることと、