また、彼女のぶどうといちじくの園を荒らす。 「これは愛人たちの贈り物だ」と 彼女は言っているが わたしはそれを茂みに変え 野の獣がそれを食い荒らす。 バアルを祝って過ごした日々について わたしは彼女を罰する。 彼女はバアルに香をたき 鼻輪や首飾りで身を飾り 愛人の後について行き わたしを忘れ去った、と主は言われる。 それゆえ、わたしは彼女をいざなって 荒れ野に導き、その心に語りかけよう。 そのところで、わたしはぶどう園を与え アコル(苦悩)の谷を希望の門として与える。 そこで、彼女はわたしにこたえる。 おとめであったとき エジプトの地から上ってきた日のように。 その日が来ればと 主は言われる。 あなたはわたしを、「わが夫」と呼び もはや、「わが主人(バアル)」とは呼ばない。 わたしは、どのバアルの名をも 彼女の口から取り除く。 もはやその名が唱えられることはない。 その日には、わたしは彼らのために 野の獣、空の鳥、土を這うものと契約を結ぶ。 弓も剣も戦いもこの地から絶ち 彼らを安らかに憩わせる。 わたしは、あなたととこしえの契りを結ぶ。 わたしは、あなたと契りを結び 正義と公平を与え、慈しみ憐れむ。 わたしはあなたとまことの契りを結ぶ。 あなたは主を知るようになる。 その日が来れば、わたしはこたえると 主は言われる。 わたしは天にこたえ 天は地にこたえる。
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