創世記 11:7-32

創世記 11:7-32 新共同訳

我々は降って行って、直ちに彼らの言葉を混乱させ、互いの言葉が聞き分けられぬようにしてしまおう。」 主は彼らをそこから全地に散らされたので、彼らはこの町の建設をやめた。 こういうわけで、この町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を混乱(バラル)させ、また、主がそこから彼らを全地に散らされたからである。 セムの系図は次のとおりである。セムが百歳になったとき、アルパクシャドが生まれた。それは洪水の二年後のことであった。 セムは、アルパクシャドが生まれた後五百年生きて、息子や娘をもうけた。 アルパクシャドが三十五歳になったとき、シェラが生まれた。 アルパクシャドは、シェラが生まれた後四百三年生きて、息子や娘をもうけた。 シェラが三十歳になったとき、エベルが生まれた。 シェラは、エベルが生まれた後四百三年生きて、息子や娘をもうけた。 エベルが三十四歳になったとき、ペレグが生まれた。 エベルは、ペレグが生まれた後四百三十年生きて、息子や娘をもうけた。 ペレグが三十歳になったとき、レウが生まれた。 ペレグは、レウが生まれた後二百九年生きて、息子や娘をもうけた。 レウが三十二歳になったとき、セルグが生まれた。 レウは、セルグが生まれた後二百七年生きて、息子や娘をもうけた。 セルグが三十歳になったとき、ナホルが生まれた。 セルグは、ナホルが生まれた後二百年生きて、息子や娘をもうけた。 ナホルが二十九歳になったとき、テラが生まれた。 ナホルは、テラが生まれた後百十九年生きて、息子や娘をもうけた。 テラが七十歳になったとき、アブラム、ナホル、ハランが生まれた。 テラの系図は次のとおりである。テラにはアブラム、ナホル、ハランが生まれた。ハランにはロトが生まれた。 ハランは父のテラより先に、故郷カルデアのウルで死んだ。 アブラムとナホルはそれぞれ妻をめとった。アブラムの妻の名はサライ、ナホルの妻の名はミルカといった。ミルカはハランの娘である。ハランはミルカとイスカの父であった。 サライは不妊の女で、子供ができなかった。 テラは、息子アブラムと、ハランの息子で自分の孫であるロト、および息子アブラムの妻で自分の嫁であるサライを連れて、カルデアのウルを出発し、カナン地方に向かった。彼らはハランまで来ると、そこにとどまった。 テラは二百五年の生涯を終えて、ハランで死んだ。

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