あやまち
蛇は 神 ヤハウェが造ったどの生き物よりも頭がキレ、ずる賢かった。蛇は女に尋ねた。
にわ
女はそれに答えた。
にわにわ
すると蛇はこう言い返した。

会話が終わると、さっき話していた何とも美味しそうなその木の実が、女の目に飛び込んできた。その実は熟し、よだれが出るほど見事なフルーツだった。しかも、もっと賢くなれるなら、なおさらのこと食べたい！と、女は思った。そして、彼女はその果実をもぎ採り・・・食べたのだ・・・その時、 夫 アダムも女のそばにいたのでそのフルーツを彼に渡すと、 夫 アダムもまたそれをかじって食べた。
その瞬間！・・・キラン✨
彼らの目が開かれた！目が開かれたとたん、2人とも今まで見えなかったお互いの違いに気づき、裸であることが分かった。すると恥を覚え、近くにあったイチジクの葉を編み合わせ、腰に巻き付けた。
その日はどこからともなく風が吹き、彼らはエデンの 園 にわで 神 ヤハウェが動いている音を聞いた。その 男 アダムとその妻は 神 ヤハウェが近づいてくるのが分かると、とっさに木の茂みに身を隠した！すると、 神 ヤハウェは 男 アダムを呼んでこう言った。

男 アダムは答えてこう言った。

すると、神は 男 アダムにこう言った。

男 アダムは、

すると、 神 ヤハウェは、女に言った。

「へ、へ、蛇！蛇が私を 騙 だまして、私はその実を食べただけ！」と女は答えた。
次に、 神 ヤハウェは蛇に言った。

「お前がしたことがどういうことか分かるか？その罰だ！
お前を呪う！
おとなしい動物も、血の気が多い動物も、
全ての動物の中で、お前だけが呪われる！
お前はこれからずっと腹ばいで歩き、
死ぬまでずっと土を食べて生きるのだ！
お前と女を敵対させ、
お前の子孫も、女の子孫も、ずっと敵対し合うのだ！
女の子孫はお前の頭を踏みつけて、
お前も彼のかかとに噛みつくだろう！」

続けて神は女にこう言った。

「お前は子を妊娠しても、
懸命に働き続ける。
痛みに耐えながら、苦しみぬいて子を産むのだ！
毎日の子育ては、目が回るくらい忙しく、
夫を支配したいと思っても、
逆に、夫の指示を受けるだろう！」

最後に神は 男 アダムにこう言った。

「言ったはずだ！あの木から実を食べるなと！
だが、お前は女の話を聞き、それを食べたのだ！
だから、わたしはこの地を呪う。呪われた地から作物を得るといい。
お前はコツコツと働きつづけ、一息つく間もなくまた働く！
一生そんな感じで働き続けるのだ！
土からはトゲのある植物や頑固な雑草が育つので、
畑を作って、自分たちで努力して育てなければ食糧にありつけない！
生きるために、食糧を得るために、汗水たらして、
一生懸命働かなければならない！
死ぬ日が来るまでそれをして、
息絶える日が来たら、わたしが造ったこの土に帰っていくだけだ！
わたしはお前を土から造った。
再び土となり、戻っていくのだ！」

アダムは自分の妻をエバと名付けた。【ヘブル語でエバとは「いのち」の意味】それは、彼女がこれから誕生する全ての人の母となるからだ。
神 ヤハウェは、アダムとエバのために動物の毛皮を作り、それを着せた。
それから 神 ヤハウェは、こう言った。

そして、 神 ヤハウェは男をエデンの 園 にわから追放し、その男を形づくった土を自らの力で耕す仕事をさせた。 神はいのちの木に厳重な警備をしくために、 園 にわの入り口に羽の生えた生き物と炎の 剣 つるぎを置いた。

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