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伝道の書 7:1-24

伝道の書 7:1-24 JA1955

良き名は良き油にまさり、死ぬる日は生るる日にまさる。 悲しみの家にはいるのは、宴会の家にはいるのにまさる。死はすべての人の終りだからである。生きている者は、これを心にとめる。 悲しみは笑いにまさる。顔に憂いをもつことによって、心は良くなるからである。 賢い者の心は悲しみの家にあり、愚かな者の心は楽しみの家にある。 賢い者の戒めを聞くのは、愚かな者の歌を聞くのにまさる。 愚かな者の笑いはかまの下に燃えるいばらの音のようである。これもまた空である。 たしかに、しえたげは賢い人を愚かにし、まいないは人の心をそこなう。 事の終りはその初めよりも良い。耐え忍ぶ心は、おごり高ぶる心にまさる。 気をせきたてて怒るな。怒りは愚かな者の胸に宿るからである。 「昔が今よりもよかったのはなぜか」と言うな。あなたがこれを問うのは知恵から出るのではない。 知恵に財産が伴うのは良い。それは日を見る者どもに益がある。 知恵が身を守るのは、金銭が身を守るようである。しかし、知恵はこれを持つ者に生命を保たせる。これが知識のすぐれた所である。 神のみわざを考えみよ。神の曲げられたものを、だれがまっすぐにすることができるか。 順境の日には楽しめ、逆境の日には考えよ。神は人に将来どういう事があるかを、知らせないために、彼とこれとを等しく造られたのである。 わたしはこのむなしい人生において、もろもろの事を見た。そこには義人がその義によって滅びることがあり、悪人がその悪によって長生きすることがある。 あなたは義に過ぎてはならない。また賢きに過ぎてはならない。あなたはどうして自分を滅ぼしてよかろうか。 悪に過ぎてはならない。また愚かであってはならない。あなたはどうして、自分の時のこないのに、死んでよかろうか。 あなたがこれを執るのはよい、また彼から手を引いてはならない。神をかしこむ者は、このすべてからのがれ出るのである。 知恵が知者を強くするのは、十人のつかさが町におるのにまさる。 善を行い、罪を犯さない正しい人は世にいない。 人の語るすべての事に心をとめてはならない。これはあなたが、自分のしもべのあなたをのろう言葉を聞かないためである。 あなたもまた、しばしば他人をのろったのを自分の心に知っているからである。 わたしは知恵をもってこのすべての事を試みて、「わたしは知者となろう」と言ったが、遠く及ばなかった。 物事の理は遠く、また、はなはだ深い。だれがこれを見いだすことができよう。

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